アルファタウリ・ホンダF1のガスリーにチームリーダーの自覚「裕毅と協力し合って、チームを前進させていく」

 スクーデリア・アルファタウリが2月19日、2021年型F1マシン『AT02』の発表会を行った。昨年、F1初優勝を挙げたピエール・ガスリーは、チームのさらなる前進のために、今年も力を尽くすと決意を固めている。

 フランス出身1996年2月7日生まれ25歳のガスリーは、2013年にフォーミュラ・ルノー2.0ユーロカップで、2016年にはGP2シリーズでそれぞれタイトルを獲得。2017年には、全日本スーパーフォーミュラ選手権に参戦しランキング2位となり、F1第15戦マレーシアGPでアルファタウリの前身トロロッソからF1にデビューした。2018年にトロロッソでシーズンフル参戦を果たした後、2019年にレッドブル・レーシングに昇格。しかしチーム首脳陣が満足するようなパフォーマンスを見せることができずにシーズン後半にはトロロッソに戻ることになった。

 しかし舞い戻ったトロロッソでガスリーは実力を発揮。2019年ブラジルGPでは2位表彰台を獲得、2020年イタリアGPではF1キャリア初の優勝を達成した。

 F1でフルシーズン3年の経験を積んだガスリーは、今年、チームメイトとしてルーキーの角田裕毅を迎える。そのため、昨年までと異なり、自分がチームリーダーとして、より多くの責任を担う準備はできているという。

「今年、裕毅がチームに加わる。これからの僕はチームの中でより多くの責任を担うことになるだろう。チームリーダーとしての役割を果たす準備はできている」とガスリーは語る。

2021年仕様のスーツを着用したピエール・ガスリーと角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)
2021年仕様のスーツを着用したピエール・ガスリーと角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)

 ガスリーは、角田を非常に高く評価しており、チームがさらに前進するうえで角田は大きな役割を果たすと考えている。

「彼はとても速いドライバーだ。チームが前進するために貢献してくれるはずだ。裕毅は競争心が強い人間だし、F2で能力をしっかり示した。だからこそ、たった1年でF1に昇格することができた。これから協力し合って仕事に取り組んでいくよ。彼にはまだ経験がないから、簡単にはいかないだろうけど、とても才能があるし、僕やチームがリードしていくつもりだ」

 チームメイトは変わるが、自分のグランプリへの取り組み方は変わらず、毎グランプリ、最大限の結果を出すことを目指していくと、ガスリーは言う。

「彼が加入することによって僕のアプローチが変わるということはない。去年と同じだ。去年は1戦か2戦は別にして、ほぼ毎戦、僕らに可能な最大限の結果を引き出した。今年も同じフィロソフィーで戦っていく」

「働き方、開発、パフォーマンス、レースウイークエンドの管理の仕方という面では、去年はチームにとってベストの年だったと僕は思っている。それは僕にとっても同じだ。この調子を保ち、去年よりも少しいい仕事をすることを目指せばいい」

2021年型アルファタウリ『AT02』・ホンダの発表会
2021年型アルファタウリ『AT02』・ホンダの発表会