PACIFIC RACING TEAM、CARGUY RacingとジョイントしフェラーリでスーパーGT参戦

 2月18日、PACIFIC RACING TEAMは2021年のスーパーGT参戦体制を発表した。新たにル・マン24時間にも挑戦してきたCARGUY Racingとジョイントし、『PACIFIC CARGUY Racing』を結成。フェラーリ488 GT3エボを投入し、木村武史とケイ・コッツォリーノのコンビで参戦する。

 スーパーGTのなかでもお馴染みの存在となっているPACIFIC RACING TEAMは、これまでさまざまな体制でGT300クラスに挑戦を続けてきたが、2021年に向けて非常に楽しみなパッケージで参戦することになった。2019年、初挑戦ながらル・マン24時間のLM-GTE Amクラス5位を獲得したCARGUY Racingとジョイントし、新たに『PACIFIC CARGUY Racing』として参戦することになったのだ。

 CARGUY Racingを率いる木村は、株式会社RUFの社長としての顔の一方で、自動車エンターテインメント集団『CARGUY』を立ち上げ、モータースポーツに挑戦を続けてきた。ジェントルマンドライバーながらもともとのクルマ好き、そして真摯に練習に取り組む姿勢からメキメキと実力を上げ、2018年/2020年にGT300参戦を果たしているほか、2018-19シーズンのアジアン・ル・マン・シリーズを制すると、ル・マン24時間挑戦を果たし初年度でクラス5位に。AFコルセとコラボレーションした2020年には、ラップタイム4分切りを達成した。

 今回、PACIFIC CARGUY Racingとして参戦するにあたり、チームは木村が慣れ親しんでいるフェラーリ488 GT3エボを導入。そして、木村のキャリアを支えるとともに、2020年にPACIFIC NAC D’station Vantage GT3でスーパーGTを戦ったケイ・コッツォリーノがコンビを組むことになった。タイヤはヨコハマだ。なお、フェラーリのスーパーGT参戦は2017年以来となる。神野元樹エントラント代表がチーム総監督も務める体制だ。

 車両メンテナンスは、PACIFIC RACING TEAMと2015年から産学連携協定を締結している中日本自動車短期大学(NAC)のファクトリーを使用し、世界中で経験を積んできたCARGUY Racingのプロのメカニックと同校のモータースポーツエンジニアリング学科(MSE学科)の学生がメンテナンスに当たる。NACは国内最大規模の実習施設をもつ自動車整備士養成期間として業界内で広く知られ、2021年で54周年を迎える。サーキットでも、プロエンジニア、メカニックの管理・指導のもと、ピットクルーとしてチームをサポートする。

 PACIFIC RACING TEAMにとっては、スーパーGT参戦開始の車両がフェラーリだった。今季は初心に戻り、メンバー全員が一丸となってシリーズチャンピオンを目指していく。

PACIFIC CARGUY Racing
2021年スーパーGT参戦体制

参戦クラス:GT300クラス
エントラント:PACIFIC CARGUY Racing
車両名:フェラーリ488 GT3エボ
マシン名:PACIFIC NAC CARGUY Ferrari
カーナンバー:9
タイヤ:ヨコハマ
エントラント代表/チーム総監督:神野元樹
ドライバー:木村武史/ケイ・コッツォリーノ
チーフエンジニア:田邊宏昭
チーフメカニック:古田勉
車両メンテナンス:中日本自動車短期大学
レースクイーン:Pacific Fairies

パレードに参加したカーガイ・レーシングの木村武史、ケイ・コッツォリーノ、コム・レドガー
2019年ル・マン24時間 パレードに参加したカーガイ・レーシングの木村武史、ケイ・コッツォリーノ、コム・レドガー
PACIFIC NAC CARGUY Ferrariのカラーリング。ブルーをまとう。
PACIFIC NAC CARGUY Ferrariのカラーリング。ブルーをまとう。
PACIFIC NAC CARGUY Ferrariのカラーリング
PACIFIC NAC CARGUY Ferrariのカラーリング