2021年のJAF-GT300はシーズン中の一部空力部品の仕様変更に制限

 いよいよ2021年シーズンに向けて各陣営の体制も固まりつつあり、テストも行われているスーパーGT。そんな新シーズンに向け、すでにGTアソシエイションから2021年のスポーティングレギュレーションが定められているが、第22条『車両とエンジン』のなかで、2021年はJAF-GT300車両とGT300 MCの空力部品のシーズン中の仕様制限が規定されている。

 GT300クラスの車両のうち、JAF-GT300車両とGT300マザーシャシーは、シーズン中に車両に対して開発を行うことができる。ただこれについては、2020年のシーズン中からGTアソシエイションでは、これを制限したい考えを示していた。

 2021年に向けて発表されたスポーティングレギュレーションのなかでは、第22条『車両とエンジン』で『6. GT300、GT300 MC空力部品のシーズン中の仕様制限』という項目が設けられ、対象の部品について、シーズン中の変更が規定されることになった。なおGT3カーはシーズン中の変更はもともとできない。

 まず、空力感度が高いフロントのカナードについては、第1戦の1ヶ月前までに2種類の写真と図面をGTAに届け出ることが規定された。シーズン中に2種類の変更品の追加が認められ、最初に使用する大会の1月前までに写真と図面をGTAに届け出て承認を得ることが求められる。変更品が使用できることで、富士での高速コース用のカナードなどの使用が可能になる。

 リヤウイングについては、第1戦の1ヶ月前までに1種類の写真と図面をGTAに届け出ることが必要で、シーズン中に1種類の変更品の追加が認められる。最初に使用する大会の1ヶ月前までに写真と図面をGTAに届け出て承認を得ることが必要だ。

 なお、フロントのカナードとリヤウイングについては、シーズン中に新旧それぞれの部品の組み合わせての使用が認められる。また、GT300のフロントディフューザー、リヤディフューザーはシーズンを通してひとつの仕様のみとし、第1戦の1ヶ月前までに届け出が必要だが、GT300マザーシャシーは指定部品のため変更不可となっている。