スーパーGTのあのシステムの名称が変わる。「ウエイトハンデ」から「サクセスウエイト」に

 いよいよ2021年シーズンに向けて各陣営の体制も固まりつつあり、テストも行われているスーパーGT。そんな新シーズンに向け、すでにGTアソシエイションから2021年のスポーティングレギュレーションが定められているが、そのなかでファンにはおなじみのあのシステムの名称が変更されている。

 スーパーGTの前身であるJGTC全日本GT選手権の頃から、シリーズの独自のシステムとして世界に先駆けて導入されたのが、前戦の成績によってハンデウエイトを積む『ウエイトハンデ』システムだ(スポーティングレギュレーション内の表記は『ウェイトハンディ制』)。以前はこのウエイトハンデの調整を巡って緻密な戦略が練られるなど、タイトル争いの重要なファクターにもなっている。

 2021年に向けては、2020年から変更はなく、シリーズ得点に対しGT500クラスでは2kg、GT300クラスでは3kgに換算した重量を搭載しなければならず、参戦7戦目ではGT500が1kg、GT300が1.5kg、8戦目ではそれがゼロになる。

 そんなウエイトハンデはスーパーGTでは関係者にもファンにとってもおなじみの用語だが、2021年のスポーティングレギュレーションから、これらの「ウェイトハンディ」という文字がすべて「サクセスウェイト」という文字に置き換えられた。

「サクセス・ハンディキャップ」や「サクセスバラスト」といった呼ばれ方は、海外の他シリーズでも存在するが、今回のこの変更についてGTアソシエイションに聞くと、変更はスポーツ部会のなかで決められ、「良い成績を収めたチームやドライバーに課されるハンディキャップ」ということがより分かりやすくなるように……という理由からだという。

 慣れるまでは少し時間がかかるかもしれないが、今後スーパーGTで得点にともない積むウエイトは『サクセスウエイト』と呼ぶことになる。略称も『SW』となりそうだ。