マセラティ MC12も手掛けたカリスマデザイナー、プラーガ・カーズとクリエイティブパートナーシップ契約を締結

マセラティ MC12も手掛けたカリスマデザイナー、プラーガ・カーズとクリエイティブパートナーシップ契約を締結

英国を代表するカーデザイナーとの協力関係

チェコのプラーガ・カーズは、英国を拠点とする独立系デザイングループ「フランク・スティーブンソン・デザイン(Frank Stephenson Design)」と、クリエイティブパートナーシップを締結したことを発表した。両社は2021年から新型オールカーボンレーシングカー「R1」をはじめとする様々なプロジェクトで協業を行っていく。

フランク・スティーブンソン・デザインを立ち上げたフランク・スティーブンは、フォード、フェラーリ、マセラティ、フィアット、MINIなどのデザインを手掛けてきた経験を持つ。2008年から2016年までマクラーレン・オートモーティブのデザインディレクターを務め、MP4-12C、P1、675LT、570Sなどを担当。英国を代表するカーデザイナーのひとりだ。

新型プラーガ R1をチェックするフランク・スティーブンソン

新型R1から得た強烈なインスピレーション

フランク・スティーブンソン・デザインを率いるフランク・スティーブンソンは、今回の協業関係締結について、次のようにコメントした。

「11月にドニントンパークで開催されたイベント『2020 スーパーカー・ドライバーズクラブ・シークレットミーティング』に、プラーガ・カーズUKから誘われてR1を見に行きました。デザインの観点から、素晴らしいクルマだとすぐに分かりました」

「純粋にエンジニアリング主導のエアロボディを纏っていて、他に類を見ない存在感を持っています。そして、可能性の限界を広げるデザインに感心しました。2021年、これから行われるプロジェクトについて、いくつかのアイデアがありますが、まずはこのコラボレーションをキックオフするためのサプライズをお伝えするのが待ちきれません」

プラーガ・カーズUKマネージング・ディレクターのマーク・ハリソンと、フランク・スティーブンソン

第五世代プラーガ R1が最初のコラボレーションに

フランク・スティーブンソン・デザインとの最初のコラボレーションとなるのが、第5世代となる新型R1の開発プロジェクト。新型R1は、カーボンファイバーとザイロン製ボディパネルの採用、エアロダイナミクスとドライバーエイドの改良、耐久レースを想定した燃料タンクの大型化など、現行型から大幅な進化を果たしている。

総重量はわずか634kg、レースモードでは最高出力365hpを発揮するアルピーヌ・ルノー製2.0リッター直列4気筒エンジンを搭載。プロトタイプレーシングカーのようなフォルムを持ちながらも、GTクラスへの参戦が可能となっている。

3月にイギリスのシルバーストンで開催される2021年シーズンのブリットカー耐久選手権開幕に先立ち、フランク・スティーブンソン・デザインとのコラボレーションの詳細は発表される予定。プラーガ・カーズUKのマネージング・ディレクターのマーク・ハリソンは、フランク・スティーブンソン・デザインとの協力関係締結に喜びを隠さない。

「フランクと私は、MINIやマクラーレンで一緒に仕事をした経験があります。R1のドラマチックで機能的なエクステリアを、彼が気に入ってくれると思っていました」

「R1は第5世代まで進化し、オールカーボン・ダウンフォースレーサーとしての地位を確立することができました。今後、私たちが計画している様々なプランにより、さらに知名度を高めることができるでしょう。プラーガにとって、フランク・スティーブンソンのようなカリスマ的なカーデザイナーと仕事ができるのは、本当に光栄なことです」