マグヌッセン、古巣ハースF1での代役参戦に否定的「1度限りのレースにはあまり興味がない」

 ケビン・マグヌッセンは、代役としてハースF1チームに戻り1回限りのレース参戦をすることには「あまり関心がない」と述べている。

 ハースの代表であるギュンター・シュタイナーは最近、2021年に代役が必要になった場合、マグヌッセンか元チームメイトのロマン・グロージャンを招集する可能性があることをほのめかした。

 しかしマグヌッセンは現在チップ・ガナッシ・レーシングからIMSAウェザーテック・スポーツカー・チャンピオンシップに参戦中で、2022年にはプジョーからWEC世界耐久選手権への参戦も決まっており、将来たとえスケジュールが空いていたとしても、シュタイナーの要請に応じるかどうかは疑問だとしている。

「ハースF1チームの多くの人たちがそうであるように、ギュンターは良い友人だ。でもレースについては、1度限りのレースのようなことは、僕はあまり興味がない」とマグヌッセンは認めた。

「今やっていることに完全に集中したいし、勝ちたくてたまらない。F1では7年を過ごしたから、もう1回レースをやることに興味が持てるとは思わない」

ケビン・マグヌッセン(ハース)
2020年F1第16戦サクヒールGP ケビン・マグヌッセン(ハース)

 マグヌッセンは、F1でのキャリアを復活させる可能性はほとんどないと考えている。

「もしメルセデスからドライブしたいか聞かれたら、誰もがとても真剣に検討すると思う」

「僕はF1で全力を尽くしたよ。成功するためにベストを尽くしたと思う。F1を終えて、そこを離れてふたたび勝つ準備ができたと感じている。それが僕の今の状況だ」

 先日行われたデイトナ24時間レースを5位で終えたマグヌッセンは、今シーズンのIMSAで、表彰台の最上段に立てる位置につけている。一方来年プジョーから参戦するWEC世界耐久選手権への取り組みについて、マグヌッセンは「僕にとって完璧なステップ」と表現しているが、それも28歳の彼にエキサイティングな展開をもたらすことになるだろう。

「この旅に向けて準備をするのを心から楽しみにしている」とマグヌッセンは月曜日の発表後に述べた。

「ル・マンや他の多くのモータースポーツで成功するということは、期待が非常に高くなることを意味している」

スコット・ディクソン、ケビン・マグヌッセン、ランガー・バン・デル・ザンデというトリオでデイトナ24時間に挑んだチップ・ガナッシ・レーシング
スコット・ディクソン、ケビン・マグヌッセン、ランガー・バン・デル・ザンデというトリオでデイトナ24時間に挑んだチップ・ガナッシ・レーシング
ケビン・マグヌッセン
プジョーのLMHドライバーに指名されたケビン・マグヌッセン