ゴードン・マレー「T.50」がイヤーカーに輝く! マクラーレンF1のDNAを継ぐ次世代ミッドシップ

ゴードン・マレー「T.50」がイヤーカーに輝く! マクラーレンF1のDNAを継ぐ次世代ミッドシップ

オリジナルを超える“続編”となるか

ゴードン・マレー オートモーティブ(GMA)が現在開発を進めている次世代ミッドシップ スーパーカー「T.50」が、国際的男性向け月刊誌『GQ』の「ハイパーカー・オブ・ザ・イヤー」に輝いた。イヤーカー選出にあたり、同誌は次のようにコメントしている。

「オリジナルを超える続編を挙げるとしたら何があるでしょう? 例えば『ゴッドファーザー2』でしょうか。GMAのT.50は、多くの人が史上最も偉大なクルマとして挙げるマクラーレン F1の影響下にあります。その創造主が、再び現実離れしたハイパーカーの世界に帰ってきました。自身の革新性にさらなる磨きをかけ、素晴らしい作品を仕上げるためのテクノロジーという武器を携えて」

ゴードン・マレー オートモーティブ T.50のリヤビュー

たった48時間で「完売御礼」

ゴードン・マレーが放つ次世代ハイパーカー「T.50」は、2020年8月5日にワールドプレミア。たった48時間で生産分の100台が完売するという偉業を達成している。GQ誌のアワードに対して、GMA側は次のように説明している。

「この新しいクルマは、かつてのマクラーレン F1と同じ体験をもたらすでしょう。しかも、すべての領域でオリジナルを上回っているのです。完全にドライバーにフォーカスした、アナログの“モーターカー”を作る。我々のようなクルマづくりをしている人は、他に誰もいません」

「100台の生産分すべて完売したT.50は、車重がたったの980kgです。カーボンファイバー製のシャシーに搭載する新設計の3.9リッターV12は、最高出力が650hpに達し、1万2100rpmまで吹け上がります。そこに組み合わせるのは6速のマニュアルギヤボックス。そして車体後部には、40年以上前にF1マシンのためにマレーが考案した空力デバイスである、巨大なファンを継承しています」

ゴードン・マレー オートモーティブ T.50のABCペダル

唯一無二のスーパーカー

今回の受賞をうけて、ゴードン・マレーもこう語っている。

「GQ誌のハイパーカー・オブ・ザ・イヤーという栄誉に浴し、我々GMAチームの面々は皆とても感動しています。T.50が唯一無二の、そして非常に特別な何かをもたらすスーパーカーであるという私たちの想いが人々へ伝わり、その確信がさらに強まったことは実に素晴らしいことです」

ゴードン・マレー オートモーティブ T.50とゴードン・マレー氏

世界で最も軽く、最も高回転なコスワース製自然吸気V12を積む21世紀のスーパーカー「T.50」は、2022年初頭のデリバリーを目標に現在開発を進めている。車両価格は税抜きで236万ユーロ(約2億9500万円)で、生産分の100台はすでに完売。さらに、サーキット専用モデルの「T.50s」も25台限定で販売中で、こちらの生産は2023年中を予定している。