ドメニカリCEO「ドライバーはドライバー以上の存在で、F1の顔」模範的な立場にあることへの再認識を求める

 F1のCEOを務めるステファノ・ドメニカリは、2021年シーズンを前にしてドライバーたち、特にニキータ・マゼピン(ハース)に、F1の模範となる立場にあることを話すつもりだと述べている。

 マゼピンは2020年末に、車の後部座席に座る若い女性の身体を触っている短い動画をインスタグラムに投稿して、騒ぎを起こした。彼はすぐに動画を削除したが、他のソーシャルメディアで話題になり、マゼピンと契約したハースに彼を解雇するよう、怒りを覚えたF1ファンからの声が上がった。

 ハースはマゼピンの行動を非難したが、この一件は非公開に対処され解決していると主張した。しかしドメニカリは、ドライバーたちがコース内外を問わず、常に最良の行動を維持しなければならないことを確実に認識することを求めている。

2021年にハースF1チームからF1にデビューするニキータ・マゼピン
2021年にハースF1チームからF1にデビューするニキータ・マゼピン

「彼の行為が受け入れられるものではないことは、非常に明確だと考えている」とドメニカリは木曜日にメディアとのリモート会見で語った。

「だが彼は自分のしたことに対する反応として謝罪したと思う。ある物事を冗談にすることはできないと理解するために、今後行う予定の話し合いのなかで確認する必要がある」

「彼らがロールモデルであることを理解していないというのは、非常に重大なことだ。適切な時期にこのことを彼だけではなく、皆とともに話し合うつもりだ」

 ドメニカリは、2021年のF1ドライバーたちをミーティングに招いたと語った。ミーティングは3月のバーレーンでのプレシーズンテスト中か、シーズン開幕戦の前に行われる可能性が高いという。

「彼らがドライバー以上の存在であること、彼らはF1の顔であることから大きな責任を背負っていることを、確実に理解してもらうためのチャンスを逃すことはできない。自身の行動、言動、模範を示して導くアプローチを理解しなければならないということを、私は彼らと共有したいと期待している」

「我々の基盤と彼らの模範を活用して、社会における重要な問題を解決するためにともに働きかけるべきだと私が考えていることを、共有したいと思っている」

2020年F1第8戦イタリアGP
2020年F1第8戦イタリアGP 国歌斉唱