スズキ、13年ぶりに全面改良した『新型ハヤブサ』を発表。スピードリミッターは二輪車で世界初採用

 スズキは2月5日、フラッグシップモデルの大型二輪車『Hayabusa(ハヤブサ)』を全面改良し、2月末頃から欧州、北米、日本など全世界で順次発売を開始すると発表した。

 1月27日にスズキがすべてが新しくなったモデルを2月5日に発表するとしてティザー動画を公開。それが今回公開された3代目となる新型ハヤブサとなる。

 13年ぶりに全面改良されたハヤブサは、初代から続くコンセプト『Ultimate Sport(究極のスポーツバイク)』をもとに開発され、高い空力特性を持つ独特のデザインや優れた走行性能が進化を遂げた。

13年ぶりに全面改良された3代目スズキHayabusa(ハヤブサ)
13年ぶりに全面改良された3代目スズキHayabusa(ハヤブサ)

 1340cc水冷・4サイクル・直列4気筒エンジンが搭載されており、最高出力は190馬力/9,700rpm、最大トルク150Nm/7,000rpmを発揮するが、電子制御スロットルの採用や吸排気の機構変更などにより、低中速域における出力とトルクは向上している。

 高速性能は空力特性の追求によって落とされることなく、2020年から欧州で新型の二輪車を対象に導入された新しい排ガス規制『ユーロ5』に対応している。

 また、一目でハヤブサとわかるデザインは、流麗なフォルムに大胆な面使いと前傾姿勢でシャープかつエッジの効いたスタイリングを採用したといい、吸気口の縁のポジションライト組込型ターンシグナルはスズキのバイクで初めて採用されたものとなる。

 ボディーカラーはフロントフェイス左右にある吸気口、ボディー側面、リヤまわりに車体色とは異なるアクセントカラーを用いたツートーンカラーとなっている。

 さらに、新搭載の電子制御システムS.I.R.S.(スズキインテリジェントライドシステム)には、出力特性、トラクションコントロール、エンジンブレーキコントロールなど5つの制御を設定パターンから選択できるSDMS-α(スズキドライブモードセレクターアルファ)が採用された。

 ほかに、設定速度を超えないようにするスピードリミッターが二輪車で世界初採用され、各種の電子制御のモード数を多く設定することで、街乗りからツーリング、サーキットまでの様々な走行シーンやユーザーの好み、技量に対応できる。

 今回は新型ハヤブサの発表であり、国内での発売時期や価格は明らかにされていない。