ダニエル・ティクトゥムがカーリンに移籍。フェラーリ育成のアームストロングはダムスへ/FIA-F2

 2020年シーズン、ダムスからFIA-F2に参戦したダニエル・ティクトゥムは、カーリンへ移籍することを発表した。またフェラーリの若手ドライバー育成プログラム『フェラーリドライバーアカデミー』(FDA)に所属するニュージーランド人ドライバー、マーカス・アームストロングは、ダムスへ加入する。

 昨年はウイリアムズF1で開発ドライバーの役割も担いながら、初めてF2にフル参戦したティクトゥム。第4戦シルバーストンのレース2で初優勝を飾り、この年は優勝を含めて表彰台を4度獲得しドライバーズランキングでは11位だった。

 ティクトゥムはバーレーンで行われたポストシーズンテストにカーリンから参加しており、すでにチームとも打ち解けているという。ティクトゥムは、レースに勝てるカーリンのクルマでチャンピオンシップを戦いたいとコメントした。

「今シーズン、カーリンと仕事をすることを楽しみにしている。バーレーンでは3日間の実り多いテストができたし、彼らの一員だと感じている。一緒に良い仕事ができ、プレシーズンテストに向けた僕たちの目標もわかった」

「昨シーズンの終わりに向けて、カーリンは彼らにレースで勝てるクルマがあることを証明した。僕は本当にそれに乗りたいし、最初からチャンピオンシップに挑みたい。シーズンのスタートが待ち遠しいよ」

ダニエル・ティクトゥム(ダムス)
2020年FIA-F2第9戦ムジェロ ダニエル・ティクトゥム(ダムス)

 一方アームストロングは、2020年にF2にステップアップしARTグランプリに加入。オーストリアのシュピールベルグで行われた第1戦と第2戦で表彰台を獲得し、ドライバーズランキングでは13位という成績を残した。

 彼もシーズン後のテストにダムスから参加しており、今年はタイトル獲得を狙っていると語った。

「ダムスへ加入することを嬉しく思っている。昨シーズン一緒に仕事をした際には興味深いことがたくさんあったが、ついにこの時が来た。F2は競争力が高いチャンピオンシップであり、8大会しかないので、何度も優勝している経験のあるチームで良いスタートを切ることが重要だ」

「ダムスには極めて歴史がある。特にGP2やF2においてね。短い間だけど彼らと一緒に仕事をして、彼らがベストを尽くし、まさに僕が必要としているものを与えてくれるリソースがあるというのもすでに明確だ」

 ティクトゥムやアームストロング以外にも続々とF2のラインアップが発表されており、ARTグランプリは2020年のFIA-F3でランキング2位を獲得したテオ・ポシェールの起用を発表。HWA レースラボからはアレッシオ・デレッダと、元F1ドライバーのアレッサンドロ・ナニーニの甥であるマッテオ・ナニーニが参戦する。

2021年1月フィオラノでのフェラーリF1テストに参加したマーカス・アームストロング
2021年1月フィオラノでのフェラーリF1テストに参加したマーカス・アームストロング

■2021年 FIA-F2ドライバーラインアップ(1月29日時点)

No. Driver Team
1 ロバート・シュワルツマン プレマ・レーシング
2 オスカー・ピアストリ プレマ・レーシング
3 TBA ユニ-ヴィルトゥオーシ・レーシング
4 フェリペ・ドルゴヴィッチ ユニ-ヴィルトゥオーシ・レーシング
5 ダニエル・ティクトゥム カーリン
6 ユアン・ダルバラ カーリン
7 リアム・ローソン ハイテックGP
8 ユーリ・ビップス ハイテックGP
9 TBA ARTグランプリ
10 テオ・ポシェール ARTグランプリ
11 TBA MPモータースポーツ
12 リリム・ゼンデリ MPモータースポーツ
14 TBA チャロウズ・レーシング・システム
15 TBA チャロウズ・レーシング・システム
16 TBA ダムス
17 マーカス・アームストロング ダムス
20 ラルフ・ボシュング カンポス・レーシング
21 TBA カンポス・レーシング
22 マッテオ・ナニーニ HWA レースラボ
23 アレッシオ・デレッダ HWA レースラボ
24 TBA トライデント
25 TBA トライデント