ヒンチクリフがアンドレッティ・オートスポートのシートをゲット。2年ぶりにインディカーフル参戦へ

 インディカー・シリーズに参戦するアンドレッティ・オートスポートは、ジェームズ・ヒンチクリフを29号車のドライバーとして起用することを発表。2020年は6戦のみのスポット参戦だったヒンチクリフは、2年ぶりにフルタイム参戦のシートを手に入れた。

 2011年にニューマン・ハース・レーシングからインディカーデビューしたヒンチクリフ。翌年からはアンドレッティ・オートスポートに移籍し、2013年には、3勝を挙げる活躍を見せる。

 2015年にインディカーにステップアップしたシュミット・ピーターソン・モータースポーツに移籍し、第2戦のルイジアナで勝利を挙げるもインディ500のプラクティス中に生死を彷徨う大クラッシュを喫してしまう。翌年、復帰を果たすとインディ500では初ポールポジションを獲得するドラマを見せた。

 インディカーのトップドライバーと活躍するも、2020年から所属するシュミット・ピーターソンがマクラーレン・レーシングとコラボし、アロウ・マクラーレンSPとして参戦。チーム合併に伴い、ヒンチクリフはシートを失ってしまう。

 人気も実力もあるヒンチクリフに救いの手を出したのは、古巣のアンドレッティ・オートスポート。2020年は、インディ500を含む3戦にスポット参戦の契約を手に入れ、さらにザック・ビーチに代わって終盤3戦にも出場を果たした。

 アンドレッティ・オートスポートは、1月26日にヒンチクリフとのフルタイム契約を発表。ヒンチクリフは、29号車のドライバーとして2年ぶりにインディカーフル参戦をゲットした。

2020年に引き続きジェネシスが10レースで29号車をスポンサードする
2020年に引き続きジェネシスが10レースで29号車をスポンサードする

「このプログラムは、昨年3月にアンドレッティ・オートスポートと3戦のスポット契約を結んだ日から取り組んできたものなんだ。フルタイムで復帰することが目標だった。グリッドに戻れることをとてもうれしく思うよ」

「素晴らしいチームと一緒に、たくさんの素晴らしい思い出と成功を収めてきた。ここまで長い道のりだったが、今は仕事がスタートし、トラックへ行って2021年がキックオフするのを待ちきれないね」とヒンチクリフ。

 チームオーナーのマイケル・アンドレッティは、「2021年にヒンチが戻ってきたことをうれしく思っている。再びスポンサーのジェネシスをアンドレッティファミリーに迎え入れることも興奮しているよ」

「これが29号車の多くのエキサイティングな出来事の最初の一歩さ。ジェネシスが、ジェームズのシーズンを支える素晴らしいパートナーになることをわかっているよ」とコメント。

 アンドレッティ・オートスポートは、26号車にコルトン・ハータ、27号車にアレクサンダー・ロッシ、28号車にライアン・ハンター-レイ、そして29号車のヒンチクリフの4台体制に加え、インディ500ではマルコ・アンドレッティが参戦する予定だ。