D’station Racing、2021年もスーパー耐久ST-X/ST-Zに参戦。シリーズスポンサーも継続

 1月27日、D’station Racingは2021年のスーパー耐久シリーズの参戦体制を発表した。2021年もアストンマーティン・バンテージAMR GT3でST-Xクラスに、バンテージAMR GT4でST-Zクラスに参戦することになったほか、チーム母体のNEXUSグループはスーパー耐久の大会スポンサーとしても継続する。

 2019年からアストンマーティン・バンテージGT3をスーパー耐久に持ち込んだD’station Racingは、2020年はST-XにバンテージAMR GT3を、ST-ZにバンテージGT4を投入。ST-Xでは星野敏と藤井誠暢のスピードで、予選が行われた全戦でポールポジションを獲得し、安定感を増す近藤翼の走りもあり2勝をマーク。トラブル等もありチャンピオンには届かなかったが、速さをみせた。

 また2020年のスーパー耐久で最も激戦区と言えたST-ZにはバンテージGT4を投入。星野辰也/織戸学/篠原拓朗/浜健二の4人で毎戦表彰台を争う活躍をみせ、第4戦もてぎでは見事優勝を飾り、ランキング2位でシーズンを終えることになった。

 そんなD’station Racingだが、2020年最終戦開催中止の報の翌日となる1月27日、はやくも2021年の参戦体制を発表した。ST-Xには777号車としてD’station Vantage GT3を投入し星野/藤井/近藤のトリオで参戦。またST-Zにも47号車としてD’station Vantage GT4を投入し、星野/織戸/篠原/浜の4人と、2020年から変わらぬ体制でチャンピオン獲得を目指す。

「2021年度もスーパー耐久シリーズへ2台体制にて参戦することとなりました。市販車ベースの耐久レースとして国内で1991年より始まり、2021年シーズンで30周年もの長い歴史をもつスーパー耐久シリーズへ、今シーズンもD’station Racingとして2台体制で参戦できることをチーム一同とても楽しみにしています」と語るのは、ドライバーにしてD’station Racingのチーム・マネージング・ディレクター/スーパー耐久プロジェクトマネージャーの藤井誠暢。

「特に近年は、FIA GT3、GT4の到来により、同カテゴリーにおけるドライバーカテゴライズシステムが国内でも確立され、『プロ/アマ』のフォーマットの充実により、ジェントルマンドライバーとプロドライバーが切磋琢磨をしながら、純粋にコンペティションを楽しめるハイレベルでとても素晴らしい耐久レースがスーパー耐久です」

「当チームは、今シーズンもアストンマーティン・レーシングのパートナーチームとして、アストンマーティン・バンテージAMR GT3およびアストンマーティン・バンテージAMR GT4の2台で参戦し、昨年、2020年シーズンには実現ができなかった両クラスでのシリーズチャンピオン獲得をチームの目標に掲げて一心不乱に邁進していきます」

 さらに藤井は今回の発表にあわせ、「また弊方では、現在2021年に向けて最大4台~5台のエントリーを模索しております。現在のコロナ禍による入国規制により正式参戦の実現が難しい状況と変わっておりますが、海外チームの受け皿として、オーストラリア、シンガポールから、日本のスーパー耐久シリーズへ参戦したいチームの依頼を受け、2019年末に完成した自社メンテナンス工場への機材投資およびスタッフの増員などを充実させ、参戦キャパシティを広げるプラットフォームを確立しました」とチームとして新たなプランを模索していることを明かした。

「今後は、自社チームでの活動にとどまらず、この素晴らしいスーパー耐久シリーズへの参戦を希望するチームやドライバーへの受け皿として、『アライブ・アンド・ドライブ』のパッケージ提供も模索していきたいと考えております。是非、今後ともD’station Racingへのご支援・ご声援を宜しくお願いいたします」

 カラーリングは、2020年までと同様のグリーンに彩られることになるが、すでに参戦を発表したWEC世界耐久選手権でも使われる、エボリューション化したボディラインをさらに強調したデザインが採用された。グローバルなデザインが、スーパー耐久でも見られることになりそうだ。またチームの母体であるNEXUSグループは、スーパー耐久の大会スポンサーとして2021年も継続し、シリーズの発展に貢献していく。

D’station Racing 2021年スーパー耐久参戦体制

チームオーナー:星野敏
チーム総監督:佐々木主浩
メンテナンス:D’station Racing
テクニカルサポート:Aston Martin Racing

ST-Xクラス
ゼッケン:#777
車両:アストンマーティン・バンテージAMR GT3
マシン名 : D’station Vantage GT3
ドライバー:A 星野敏/B 藤井誠暢/C 近藤翼

ST-Zクラス
ゼッケン:#47
車両:アストンマーティン・バンテージAMR GT4
マシン名:D’station Vantage GT4
ドライバー: A 星野辰也/B 織戸学/C 篠原拓朗/D 浜健二

2020年は予選で複数回の2クラスポールポジションを獲得したD'station Racing
2020年は予選で複数回の2クラスポールポジションを獲得したD’station Racing