BMW、待望の新型『M3』『M4』の発売を開始。MT仕様や“トラック・パッケージ”も導入へ

 2019年に“Mパフォーマンス・モデル”として一足先に上陸を果たしたBMWの新型『4シリーズ・クーペ』に続き、その導入が予告されていた“Mハイ・パフォーマンス・モデル”の『M3』と『M4』が登場。サーキットでのパフォーマンスを高めたおなじみCompetition(コンペティション)モデルに加えて、新たに“Track Package(トラック・パッケージ)”も設定されたほか、クーペモデルの『M4』にはMT仕様も用意され、1月26日より発売開始となっている。

 先行デビュー時にも大きな話題を呼んだフロントデザインは、この『M3』と『M4』でも踏襲され、迫力ある縦型の大型キドニー・グリルを採用。大出力にあわせエンジンの冷却性能を高めるため大型のエア・インテークを採用することで、他のモデルとの明確な差別化が図られた。

 サイドビューでは、Mモデル専用となるサイドギル、ドアミラー、ダウンフォースを獲得するためのリヤスポイラーを標準装備し、リヤを眺めれば迫力のあるMスポーツ・エキゾースト、空力特性を向上させるディフューザー、そしてよりワイド化されたトレッドにより、サーキットを想定したハイパフォーマンスモデルであることを主張する。

 一方のインテリアでは、Mスポーツ・シート、Mロゴが輝くドアシル、Mモデル専用にデザインされたメーターパネル、M専用ステアリングを採用。よりスポーツ走行に適したMカーボン・バケット・シートもオプションとして用意される。

 注目のパワートレインは、クーペボディの標準仕様となる『M4』に最高出力480PS/6250rpm、最大トルク550Nm/2650-6130rpmを発揮する直列6気筒BMW Mツインパワー・ターボ・ガソリンを搭載し、コンペティション、トラック・パッケージのみの展開となる『M3』と、同仕様の『M4』には510PS/6250rpm、650Nm/2750-5500rpmまでさらに出力を高めた高出力版を採用する。

 このハイチューン・ユニットは、圧力損失を最小限にしてレスポンスを最適化し、高効率を実現した吸気ダクトを筆頭に、重量の最適化により高回転まで最大限かつ安定したパワー供給を実現する鍛造ピストン、安定したブースト圧で低回転時でも高トルクを実現するツイン・ターボ・チャージャーを採用するなど、サーキットで培われた多くの技術を採用。結果、0-100km/h加速4.2秒という脅威的な瞬発力を誇っている。

サーキットでのパフォーマンスを高めたおなじみCompetition(コンペティショル)モデルに加えて、新たに“Track Package(トラック・パッケージ)”も設定された
サーキットでのパフォーマンスを高めたおなじみCompetition(コンペティショル)モデルに加えて、新たに“Track Package(トラック・パッケージ)”も設定された
迫力あるMスポーツ・エキゾースト、空力特性を向上させるディフューザー、そしてよりワイド化されたトレッドで、他モデルとの明確な差別化が図られる
迫力あるMスポーツ・エキゾースト、空力特性を向上させるディフューザー、そしてよりワイド化されたトレッドで、他モデルとの明確な差別化が図られる
インテリアでも、Mモデル専用にデザインされたメーター・パネル、M専用ステアリングを採用
インテリアでも、Mモデル専用にデザインされたメーター・パネル、M専用ステアリングを採用

■トラック・パッケージはよりサーキット走行を意識したモデルに

 また、ボディ含め駆動系を構成する各種パーツにはアルミニウムを多用することで軽量化をはかり、運動性能を向上。Mアダプティブ・サスペンションを標準装備することで、街中走行時の乗り心地も両立させている。

 同時に、ハードなサーキットでの走行を可能とするため耐熱、耐フェード性能に優れた大径ブレーキ・ディスクと軽量化された6ポッドMコンパウンド・ブレーキを標準装備し、さらに耐摩耗性能、耐熱性能をより高めたMカーボン・セラミック・ブレーキもオプション設定。

 標準仕様の『M4』にのみ、ドライバーの意のままにシフト操作が可能なマニュアル・トランスミッションを設定し、そのほかのモデルにはドライブロジック付きの8速Mステップトロニック・オートマチック・トランスミッションを搭載した。

 さらに『M3』と『M4』ともに、コンペティションの派生モデルとして極限のサーキットでの走行を可能とするトラック・パッケージも導入。運動性能をより高めるため、先進安全機能を装備しないことで約25kgの軽量化を実現しつつ、Mドライバー・パッケージ、Mカーボン・セラミック・ブレーキ、Mカーボン・バケット・シート、Mドライバー・パッケージ等を標準装備とすることで、よりサーキット走行を意識したモデルとしている。

 それ以外のモデルでは、高性能3眼カメラ&レーダーと高性能プロセッサーによる高い解析能力の最先端運転支援システムが標準装備となり、高速道路での渋滞時においてドライバーの運転負荷を軽減し安全に寄与する運転支援システム“ハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能”も装備され、一定の条件下において、ステアリングから手を離しての走行が可能なモデルへと進化している。

 コンペティションと同トラック・パッケージのみの展開となる『M3』は、右ハンドル仕様のみの導入で価格は1324~1436万円(税込)。MT仕様も用意される『M4』は左ハンドル仕様も設定され、価格は1298~1460万円(税込)となっている。

標準仕様の『M4』にのみ、ドライバーの意のままにシフト操作が可能なマニュアル・トランスミッションを設定した
標準仕様の『M4』にのみ、ドライバーの意のままにシフト操作が可能なマニュアル・トランスミッションを設定した
よりスポーツ走行に適したMカーボン・バケット・シートもオプションとして用意される
よりスポーツ走行に適したMカーボン・バケット・シートもオプションとして用意される
Competition、Track Packageには、510PS/6250rpm、650Nm/2750-5500rpmまでさらに出力を高めた直列6気筒BMW Mツインパワー・ターボ・ガソリンを搭載
Competition、Track Packageには、510PS/6250rpm、650Nm/2750-5500rpmまでさらに出力を高めた直列6気筒BMW Mツインパワー・ターボ・ガソリンを搭載

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