ヘルムート・マルコ、2021年シーズンのフェラーリF1復活を予想「選手権3位を争うチャンスは確実にある」

 レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、2021年はフェラーリが中団勢のトップになり、コンストラクターズランキング3位を争うと予想している。

 2020年、フェラーリはここ数十年のなかで最も酷い1年に耐えなければならなかった。コンストラクターズランキングでは6位に終わり、特に性能の劣ったパワーユニットのせいで彼らのパフォーマンスは低迷した。

 だがこの数カ月、フェラーリのエンジン部門は本腰を入れている。フェラーリのチーム代表であるマッティア・ビノットによると、エンジニアたちはまったく新しいパワーユニットに熱心に取り組んでおり、その新しいパワーユニットはマラネロのテストベンチで期待できるパフォーマンスを示したという。

シャルル・ルクレール(フェラーリ)
2020年F1第5戦70周年記念GP シャルル・ルクレール(フェラーリ)

 マルコはドイツの『RTL』に対し、「ご存知の通り、エンジン面に関して、彼らは大きな飛躍を遂げた」と語った。

「50馬力も劣っていた昨シーズンのショックを乗り越えたのだと思う。彼らは今、もう一度やる気になっている」

「(セバスチャン)ベッテルとチームのリーダーシップがよくなかった。だが、彼らがコンストラクターズ選手権において3位を争うチャンスは確実にある」

 マルコはフェラーリを離脱するベッテルに対し、1年の休暇を取ることを勧めていたことを明かしているが、4度のF1チャンピオンであるベッテルと、彼の新しいチームであるアストンマーティンが常に優勝に挑戦できるかどうかについては疑問を持っている。というのも、アストンマーティンとF1の上位チームとのパフォーマンス差は、おそらくはかなり大きなままだからだ。

「我々とのギャップはあまりに大きすぎた。1シーズンで追いつけるとは考えていない」

「またチームのインフラに関してもそうだ。チャンピオンシップに向けて戦うには、ピットストップや開発など、すべてが正しくなければならない。アストンマーティンはまだそのような段階まで到達していない」

セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)&ヘルムート・マルコ(レッドブル モータースポーツアドバイザー)
2020年F1第3戦ハンガリーGP セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)&ヘルムート・マルコ(レッドブル モータースポーツアドバイザー)