あおり運転への対応力を高めたドライブレコーダーがケンウッドから新登場

■前後2カメラ式と前方+車内2カメラ式を用意

ドライブレコーダーのメーカー(ブランド)別シェアで常にトップ3に入っているのがJVCケンウッド。

「ケンウッド」ブランドから、前方と後方の同時録画に対応した前後撮影対応2カメラドライブレコーダー「DRV-MR760」、前方とキャビンの同時録画に対応した車内撮影対応2カメラドライブレコーダー「DRV-MP760」の計2モデルが2021年2月から順次発売されます。両モデルともに、スタンドアローン型ドライブレコーダーの新ラインナップになります。

JVCケンウッド ドライブレコーダー
「ケンウッド」ブランドから2カメラ式ドライブレコーダー2タイプが登場

見どころは、緊急時にユーザーが声で3つの基本操作(録画開始、写真撮影、表示切替)を行うことができる「音声コマンド機能」が新たに搭載された点。

たとえば、走行中にユーザーが「録画開始」と発話すると、ステアリングから手を放さずに緊急的に手動録画をスタートでき、録画映像は常時録画で書き換えがされない専用フォルダーに自動的に保存されます。

あおり運転の対応もさらに強化。「運転支援機能」にあおり運転の検知機能が追加され、前方車の割り込み運転や蛇行運転の繰り返し、後方車の急接近(「DRV-MR760」のみ対応)を検知して、ドライバーに警告音と画面表示で知らせるとともに、自動で録画が開始されます。

JVCケンウッド
前後撮影対応2カメラドライブレコーダー「DRV-MR760」

あおり運転対策を含めて運転支援機能は、前方割込警告、前方蛇行運転警告、後方急接近警告、前方衝突警告、車線逸脱警告、発進遅れ警告、リフレッシュ通知機能、エコドライブ表示機能が用意されています。

ほかにも、2モデル共通の特徴として、万が一の際に迷わず、すばやく手動録画を開始できる大きな「緊急イチ押し録画ボタン」が本体底面に搭載されています。ボタンを押すだけで録画をスタートでき、録画映像は常時録画で書き換えがされない専用フォルダに自動的に保存されます。

メインユニットの前方用カメラに加えて、セカンドカメラ(後方用カメラ「DRV-MR760」、車内カメラ「DRV-MP760」もフルハイビジョン録画に対応。ナンバープレートや標識など、走行時の映像をより細部まで高精細に録画します。

前方用カメラに加えて、セカンドカメラ(後方用カメラ)にも「HDR(ハイダイナミックレンジ)機能」を搭載。逆光やトンネルの出入り口、夜間走行時の照明など、明暗差が激しい環境時に起きやすい「白とび」や「黒つぶれ」を抑え、安定した映像を録画します。

なお、セカンドカメラのHDRは「DRV-MR760」のみ対応。従来モデルと比べて「駐車録画」の起動時間が短縮されています。乗車直後や駐車中の衝撃を検知した際に、より素早く起動して撮り逃しを防ぎます。

フレームレートは通常の27.5fpsから13.7fps(長時間モード1)、3.4fps(長時間モード2)に変更が可能で、最長約43時間の長時間録画にも対応します。

JVCケンウッド ドライブレコーダー
車内撮影対応2カメラドライブレコーダー「DRV-MP760

「DRV-MP760」はタクシーやトラック事業者などのニーズに応え、車内カメラに広角レンズが採用されています。キャビン左右のサイドウインドウの映像までとらえることができるため、側面からの衝突や接触事故などにも対応。また、「駐車録画」に対応した車載電源ケーブルを付属しています。

「DRV-MP760」は、メインユニット(前方用カメラ)と車内用のセカンドカメラで、前方・車内の同時録画に対応。

車内用カメラは「赤外線LED」が搭載され、光量の少ない夜間やトンネル内などでの車内録画にも対応します。新たに水平152度、垂直80度、対角182度の広視野角レンズが採用され、左右の窓越しにクルマの側面までの映像をとらえることができます。

価格は2モデルともにオープン。なお、市場推定価格(税込)は、前後撮影対応2カメラドライブレコーダー「DRV-MR760」が3万5000円、車内撮影対応2カメラドライブレコーダー「DRV-MP760」は、3万7000円となっています。

(塚田 勝弘)