ルノーCEO、2021年シーズンはアルピーヌF1に「より多くの表彰台を獲得すること」を期待

 ルノーのCEOを務めるルカ・デメオは、2021年シーズンに向けてアルピーヌF1チームにひとつのシンプルな期待をしている。それは昨年のリザルトを改善することだ。

 2020年シーズンをコンストラクターズ選手権5位で終えたルノーF1チームは、シーズンを通してで3度の表彰台を獲得した。しかしこの最終結果は、チームがシーズンを前に設定した当初の目標を下回った。

 イタリアの『Corriere dello Sport』紙でのインタビューで、デメオはアルピーヌF1の今年の明確な目標を示した。

「以前よりも上の結果を出すこと。それはより多くの表彰台獲得を目指すことだ」とデメオは語った。

「真の挑戦は、レギュレーションが変更される2022年にやって来る」

2020年F1第11戦アイフェルGP ダニエル・リカルド(ルノー)が3位を獲得
2020年F1第11戦アイフェルGP ダニエル・リカルド(ルノー)が3位を獲得

 またデメオは、ルノーの豊かな歴史におけるアルピーヌブランドの重要性を改めて強調した。

「ルノーにとってのF1とは、アルピーヌの歴史だ。それが我々のビジネスの中心にある。我々は偉大なるサーカスであるF1に43年間参戦している。市販車はディエップのファクトリーで製造されており、フランスでも最高の工業製品の模範となっている。レーシングカーはフランスのビリーと、イギリスのエンストンで製造されている」

「アルピーヌは我々にとってスポーツ、競技、そしてルノーの卓越した技術の応用を意味する。路上において、我々はブランドをゼロエミッションでありながら、常にスポーティであるようにしたい」

「私は歴史のルーツにあるブランドの魂を探し出し、それを未来に投影したいと思う。アルピーヌには豊かな歴史があり、また将来があるのだ」

 最後に、MotoGPでチーム・スズキ・エクスターのチームマネージャーを務めていたダビデ・ブリビオを引き抜くことに尽力したデメオは、アルピーヌの新レーシングディレクターとなる彼の資質を強調した。

「彼は確かにスズキでMotoGP世界タイトルを獲得したのだ。今後は四輪となるが、それは問題ではない」

「優秀なプロフェッショナルだ。彼はコースの感触、緊密なチームを持つことの重要性、誰もに特定の役割を委ねることを分かっているし、仕事の進め方も承知している」

アルピーヌF1チーム 2021年型マシン『A521』の冬仕様カラーリング
アルピーヌF1チーム 2021年型マシン『A521』の冬仕様カラーリング