デイトナ24時間:5クラス50台が事前テストへ参加。DPiは7台、LMP2は倍増【暫定エントリーリスト】

 2021年のIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権開幕戦、ロレックス24・アット・デイトナ(デイトナ24時間レース・1月30〜31日決勝)には、5クラス合計で50台の車両が参戦予定だ。1月13日にIMSAが発表した、ロレックス前に参加が必須となる公式テスト“ロア・ビフォア・ザ・ロレックス”への事前エントリーリストにより、明らかとなった。

 これにより、今年のデイトナ24時間は2018年以来の最大台数を集めることになった。昨年は38台の参戦にとどまっていた。なお、今回の暫定エントリーリストではチームが記載されているが、ドライバーのラインアップについてIMSAはまだ明らかにしていない。

 最高峰のDPiクラスには7台が参戦するが、すでにほとんどのチームがドライバーラインアップを発表しているため、大きな驚きはない。

 アクション・エクスプレス・レーシング(ウェーレン・エンジニアリング)とJDCミラー・モータースポーツに今季はチップ・ガナッシ・レーシングが加わったキャデラックDPi陣営が3台、エントリーを減らしたマツダDPiが1台、そしてチーム・ペンスキーと入れ替わる形で参戦するマイヤー・シャンク・レーシングおよびウェイン・テイラー・レーシングからそれぞれ1台のアキュラDPiが参戦する。

 DPiクラスの年間エントリーは上記6台の予定だが、開幕戦デイトナ24時間ではキャデラック陣営にアクション・エクスプレス・レーシングの48号車キャデラックDPiが加わる。ジミー・ジョンソン、小林可夢偉といった豪華メンバーからなる48号車は現在のところ、デイトナのみ参戦を確約している。

2020年12月にデイトナでプライベートテストを行なった48号車。小林可夢偉は不参加だった
2020年12月にデイトナでプライベートテストを行なった48号車。小林可夢偉は不参加だった

 LMP2ではハイクラス・レーシング、チェティラー・レーシング、レーシング・チーム・ネーデルランドなど、ヨーロッパを拠点とするチームたちの初参戦により、2020年の5台から倍増して10台ものエントリーを集めている。

 さらには最近フルシーズン参戦を発表したタワー・モータースポーツbyスターワークス、WINオートスポーツ、PR1 /マティアセン・モータースポーツらも参戦する。

 新たに設けられるLMP3クラスには7台がエントリー。このうち、少なくとも5台がフルシーズン参戦を果たす。リジェJS P320が5台、そしてテストとレースのためにデュケインM30-D08が2台参戦する。

 昨年限りでポルシェのワークスチームが撤退したGTLMクラスでは、コルベット・レーシングとBMWチームRLLがそれぞれ2台を投入。BMWはフルシーズン参戦するかどうか不明だ。

 ここにウェザーテック・レーシングがプロトン・コンペティションのポルシェ911 RSR-19でGTLMデビューを果たすことで加わり、さらにリシ・コンペティツィオーネのフェラーリもデイトナ24時間に参戦する。

 GT3マシンで争われるGTDクラスは、9メーカー/20台と、今回の最多台数クラスとなる。

 デイトナ24時間前に行なわれる“ロア”テストは1月22日〜24日、フロリダ州のデイトナ・インターナショナル・スピードウェイで開催される。今回はこのテスト期間中、30〜31日に開催される決勝レースのグリッドを決めるための、デイトナ史上初の予選レースも行なわれる予定だ。

1月13日付けで発行された事前テスト『ロア・ビフォア・ザ・ロレックス』の暫定エントリーリスト
1月13日付けで発行された事前テスト『ロア・ビフォア・ザ・ロレックス』の暫定エントリーリスト(PDF)