モナコGPなどストリートレース3戦が延期か中止との報道をF1側が否定

 2021年のF1モナコGP、アゼルバイジャンGP、カナダGPが延期あるいは中止される見通しであるという報道を、F1が否定した。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、開幕戦と第3戦として予定されていたオーストラリアGPと中国GPを延期するという判断がなされた。F1は1月12日に2021年最新版カレンダーを発表、オーストラリアGPは11月に日程変更、中国GPについては新日程について検討中とし、新たにイタリア・イモラ戦が4月に加えられた。

 オランダの『Formule1』誌は、ストリートコースを使用して行われるモナコGP(5月23日)、アゼルバイジャンGP(6月6日)、カナダGP(6月13日)も延期か中止される見通しであると伝えた。

2019年F1アゼルバイジャンGP
2019年F1アゼルバイジャンGP

2019年F1カナダGP アレクサンダー・アルボン(トロロッソ)
2019年F1カナダGP アレクサンダー・アルボン(トロロッソ)

 ストリートコースでのレースに向けた準備には長い時間がかかり、仮設トラックの建設を数カ月前に開始しなければならない。コストを考慮し、プロモーターは直前になってからのレース中止を避ける必要があるが、パンデミックのなかで状況は急速に変化するため、確証を得るのは困難だ。

 同誌の報道では、F1はこの3戦の代替戦についてすでに検討に入っており、候補はトルコ、イタリアのムジェロ、ドイツのニュルブルクリンクであるという。

 しかしF1のスポークスパーソンは、現時点でモナコGPをはじめとする3戦の日程を変更する予定はないとして、報道を否定した。

「私たちはすでに改訂版2021年カレンダーの詳細を発表しており、それ以外の変更はありません」とF1のスポークスパーソンがコメントしたと、『RaceFans』など複数のメディアが伝えている。
「ストリートレースが行われないという示唆は完全に誤ったものです」

 現時点で2021年シーズンは3月28日のバーレーンGPでスタートする予定であり、その2週間前にバーレーンで3日間のプレシーズンテストが開催されるものと考えられている。