現代の技術でポルシェ914が蘇える! 「フィフティーン・イレブン・デザイン ポルシェ914 コンセプト」間もなく登場

現代の技術でポルシェ914が蘇える! 「フィフティーン・イレブン・デザイン ポルシェ914 コンセプト」間もなく登場

Fifteen Eleven Design Porsche 914 Concept

フィフティーン・イレブン・デザイン ポルシェ914 コンセプト

ケイマン用3.4リッターボクサー6を搭載

英国のモータースポーツデベロップメント「メローズ・エリオット・モータースポーツ(MEM:Mellors Elliot Motorsport)」のヒストリックカー部門「フィフティーン・イレブン・デザイン(Fifteen Eleven Design)」が、新たにポルシェ914のユニークなプロジェクトを立ち上げた。

MEMはラリーカーの開発・製造において40年以上の歴史を持ち、マレーシアのプロトンをベースとしたラリーカーでWRCや国際選手権で様々な好成績を残してきた。その開発能力や経験を活かし、フィフティーン・イレブン・デザインはポルシェ914に現代的な解釈を加えたモデルを2021年中に発売する。

ミッドエンジン&タルガトップという特徴を持つコンパクトなロードスターをベースに、LEDライトなどの現代的なマテリアルや装備をふんだんに取り入れてリモデル。高性能サスペンションとブレーキシステムへの変更に加えて、パワーユニットはポルシェ ケイマン用の3.4リッター水平対抗6気筒ユニットを搭載、これにパドルシフト付き6速トランスミッションが組み合わせられる。

英国・ダービーシャー州ベークウェルにあるMEMのファクトリーにおいて、右ハンドル仕様と左ハンドル仕様を製造。現在、すでに予約がスタートしている。

フィフティーン・イレブン・デザインが手掛けた「フォード・エスコートMk1スピードスター」

Ford Escort Mk1 Speedster

フォード エスコートMk1 スピードスター

ラリーで活躍したMEMによるリビルドプロジェクト

MEMは国際シリーズ用のラリーカーを製造していない時は、数十年に渡って様々な製造事業を受託してきた経験を持つ。近年、オーダーメイドのプロジェクトが増加していることから、新たに立ち上げられたのがフィフティーン・イレブン・デザインだ。

以来、フィフティーン・イレブン・デザインは、ヒストリックカーのレストアや改造プロジェクトを手掛けてきた。その中でも、レジェンダリー・グッドウッド・メンバーズミーティング参加用にレストアされた、1934年製の「MG マグネット K3」は大きな注目を集めた。

また「フォード エスコートMk1 スピードスター」は、ショートホイールベース化しエンジンを直列4気筒からV型6気筒に変更。オーナーの希望でゲトラグ製5速マニュアルミッションに換装されている。そのアグレッシブなエクステリアが話題を呼んだ。

さらにサロン・プリヴェにおいてクラス優勝を果たした1962年製「マセラティ 3500 GT イニエツィオーネ」のレストアも担当している。

フィフティーン・イレブン・デザインの「ポルシェ914 コンセプト」

シャシー開発が完了した914プロジェクト

ポルシェ914 コンセプト は、1970年代のスタイルを現代風にアレンジ。高いスペックを持つ最新のテクノロジーを採り入れ、これまでにないドライビング体験を提供する。フィフティーン・イレブン・デザインのマネージングディレクターを務めるクリス・メラーズは、新たなチャレンジについて次のようにコメントした。

「フィフティーン・イレブン・デザインの目的は、ヒストリックカーを現代の技術によって蘇らせ、誰もが誇りを持ってドライブできるようにすることにあります。今回発表したポルシェ914は、まさにそのコンセプトを体現しています。非常に印象的なスペックが与えられていますし、現代の技術を加えることで、オリジナルの不満点を解消してくれるはずです」

「このスペシャルモデルを市販モデルとしてリリースできることを嬉しく思います。しかも、右ハンドル・左ハンドルを選ぶことができます。私たちの開発・製造に関する経験は40年以上にも及び、常にそれを有効に活用してきました。914のプロジェクトに関してはすでにシャシー開発の作業は完了し、いよいよゴールが見えてきました」