ダカール終了に際し豊田章男社長がコメント発表。クラス連覇達成のTLC、日野チームにも「ありがとう」

 1月3日に開幕し全13日間、都合12ステージで争われた第43回ダカールラリーは15日、“ミスター・ダカール”ことステファン・ペテランセル(ジョン・クーパー・ワークス・バギー)の通算14回目の勝利で幕を閉じた。“世界一過酷”とも言われるこのラリー終了の翌日、トヨタ自動車社長で自ら“モリゾー”としてモータースポーツに積極的に関わる豊田章男社長がコメントを発表した。

 2019年以来、2年ぶりの総合優勝を目指しTOYOTA GAZOO Racingのバナーの下、4台のハイラックスで参戦したトヨタは、ナッサー・アル-アティヤ(トヨタ・ハイラックス)が総合2位で陣営最上位となった。
 
 豊田社長はこの成績に対し祝福と感謝の言葉を綴るとともに、四輪市販車部門でランドクルーザーを走らせクラス8連覇を達成したチームランドクルーザー・トヨタオートボデーと、トラック部門の排気量10L未満クラスで12連覇を果たした日野チームスガワラの菅原照仁らに向けても同様のメッセージを送っている。

 豊田社長のコメントは以下のとおりだ。

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2021年のダカールラリーがゴールを迎えました。

7000キロを超える過酷なコースに果敢に挑んだ全てのチームの皆さま、本当にお疲れ様でした。そして無事完走を果たした皆さま、おめでとうございます。

トヨタ車体(チームランドクルーザー・トヨタオートボデー)の皆さん、昨年に続くワンツーフィニッシュでのクラス8連覇おめでとうございます。1号車の三浦選手、リシトロイシター選手、優勝おめでとう。去年2位の悔しさをバネに、今年さらに強くなったふたりの姿は、とても頼もしかったです。

クラス初参戦の2号車バソ選手、ポラト選手も2位完走おめでとう! 最後まで無事にランクルを走り切らせてくれてありがとう。

日野チームスガワラの皆さん、菅原選手、染宮選手、望月選手、クラス優勝そして12連覇おめでとうございます。

Stage3での激しい転倒には心配しましたが、そのトラブルもチームで乗り越え、毎年実直に“もっといいトラック”を目指し努力を続けてくださったチームの皆さまに改めて敬意と感謝を申しあげます。ありがとうございました。

そしてハイラックスで挑戦してくれたアル-アティヤ選手、ボーメル選手、総合2位おめでとうございます。

終盤までしっかり2位につけ、最後に逆転できなかったのは大変悔しいですが、決して諦めず、パートナーやチーム、サポートしてくれる人たちを信頼し続けていたからこその素晴らしい結果だと思います。ありがとうございました。

今年のダカールは、これまでとは違うラリーだったと思います。コロナウイルスにより、どのチームも充分な準備ができないなかで、それぞれが精いっぱいの努力をして参戦することができました。

世界一過酷なラリーの火を絶やさないようオーガナイザーの皆さまも開催に向けて懸命に準備をしてくださいました。オーガナイザーのASOの皆さま、参戦したチームの皆さまにも心から感謝いたします。

厳しい環境のなかで開催されたラリーでクルマを走らせられたこと、自動車業界にとって大変意義深い日々だったと思います。この経験を活かし、私どもトヨタも、精一杯、もっといいクルマづくりを続けてまいります。

応援いただいているファンの皆さま、引き続き、ご支援いただけるとうれしく思います。皆さま、これからも応援よろしくお願いいたします。

トヨタ自動車株式会社 代表取締役社長 豊田章男