2021年『JRPAアワード』大賞にチーム・スズキ・エクスターと山本尚貴/牧野任佑が決定

 日本唯一のモータースポーツ写真家協会である『日本レース写真家協会(JRPA)』は、2005年から毎年「その年いちばんのフォトジェニック」を選んでいるJRPAアワードについて、大賞として二輪MotoGPのチーム・スズキ・エクスターと、四輪スーパーGTの山本尚貴/牧野任佑を選出したと発表した。

 国内外で活躍するモータースポーツフォトグラファーの協会であるJRPAは、2005年から記録や戦績だけではなく、むしろその競技においていかにフォトジェニックで、フォトグラファーの写心をくすぐる存在であるかで決定する『JRPAアワード』を選び、毎年表彰を行ってきた。

 このアワードは、「競技スタイルや、立ち振る舞いが我々にとって魅力的であり、常に話題や撮影機会を提供し得る存在であり、“いかに『アツく』してくれるか”、また取材活動に対して紳士的な協力があり、親和的に接することができているなど、それらを総合的に評価し選ばれる賞だ。

 2020年は、大賞として二輪界からはMotoGPでジョアン・ミルがタイトルを獲得、チーム王座も得てスズキ創業100周年に華を添えたチーム・スズキ・エクスターが選ばれた。また、四輪からはスーパーGT最終戦富士で劇的な逆転チャンピオンを獲得した、RAYBRIG NSX-GTの山本尚貴と牧野任祐がコンビとして選出されることになった。

 選出理由、過去の受賞者は下記のとおりだ。

2020年のMotoGPを制したチーム・スズキ・エクスター
2020年のMotoGPを制したチーム・スズキ・エクスター

JRPA AWARD 2020 『大賞』:チーム・スズキ・エクスター

 コロナ禍の中で7月にスタートしたMotoGP。テストも満足にできない状態で始まった厳しい戦いの中で、もっとも存在感をアピールしたのがチーム・スズキ・エクスターだった。四か月半で14戦という短期決戦でジョアン・ミルがタイトルを獲得。チームメートのアレックス・リンスが総合3位になり、スズキ創業100周年という記念すべき年に華を添えた。史上初の無観客レース。選手にとって、そしてレースファンにとっても忘れられない一年となったが、そのレースシーンを切り取るカメラマンのファインダーの中心には、いつもチーム・スズキ・エクスターがいた。

2020年のスーパーGT王座を獲得したRAYBRIG NSX-GTの山本尚貴と牧野任祐、高橋国光総監督
2020年のスーパーGT王座を獲得したRAYBRIG NSX-GTの山本尚貴と牧野任祐、高橋国光総監督

JRPA AWARD 2020 『大賞』:山本尚貴×牧野任祐(スーパーGT)

2020年TEAM KUNIMITSUに加入した牧野任祐と大先輩である山本尚貴のコンビ。ふたりはシーズンを通して常に撮られていることを意識し、我々フォトグラファーにも大変協力的でありフォトジェニックな存在となった。またドラマチックな最終戦で感動の涙を流し、多くのシャッターチャンスを提供してくれた。

歴代受賞者

第1回(2005年)  大賞:服部尚貴/特別賞:伊藤真一
第2回(2006年)  大賞:鈴鹿サーキット/特別賞:北川圭一
第3回(2007年)  大賞:ヨシムラジャパン/特別賞:大嶋和也
第4回(2008年)  大賞:松田次生/特別賞:石井正美
第5回(2009年)  大賞:ホンダNSX/特別賞:青山博一
第6回(2010年)  大賞:小林可夢偉/特別賞:伊藤真一
第7回(2011年)  大賞:水谷 勝/特別賞:アンドレ・ロッテラー
第8回(2012年)  大賞:中嶋一貴/特別賞:中須賀克行
第9回(2013年)  大賞:山本尚貴/特別賞:加賀山就臣
第10回(2014年) 大賞:中嶋一貴/特別賞:亀谷長純
第11回(2015年) 大賞:チームインパル/特別賞:ヤマハ発動機株式会社
第12回(2016年) 大賞:KONDO RACING/特別賞:中須賀克行
第13回(2017年) 大賞:横浜ゴム株式会社/特別賞:有限会社ハルク・プロ
第14回(2018年) 大賞:TEAM KUNIMITSU/特別賞:成田亮
第15回(2019年) 大賞:LEXUS TEAM LeMans WAKO’S/特別賞:サイドスタンドプロジェクト