メルセデス・ベンツ、総合出力320PS/700Nmに向上した『GLC』のEQ POWERモデルを追加

 2019年にマイナーチェンジを受け、さらに熟成度を増したメルセデス・ベンツのミドルサイズSUV『GLC』に、EQ POWER(プラグインハイブリッド)の4輪駆動モデル『GLC350e 4MATIC』が登場。先代よりリチウムイオンバッテリーの蓄電容量をアップし、モーターアシストが向上。システム総合の最高出力は320PS(235kW)、最大トルク700Nmまで高められ、1月7日より発売が開始されている。

 メルセデス・ベンツのベストセラーモデル『Cクラス』と同等の安全快適装備を備えるとともに、SUVならではの高いアイポイントを持つ『GLC』は、先の改良で内外装のデザインを一新すると同時に、対話型インフォテインメントシステム“MBUX(メルセデス・ベンツ・ユーザー・エクスペリエンス)”と最新の安全運転支援システムを採用した。

 そんな同モデルに今回追加された『GLC350e 4MATIC』は、最高出力211PS、最大トルク350Nmを発生する2リッター直列4気筒直噴ターボエンジンに、最新世代のプラグインハイブリッドシステムを搭載。

 ダイムラー社の完全子会社であるDeutsche ACCUMOTIVE社によって生産された13.5kWhのリチウムイオンバッテリーは、小型化により複数のモデルに搭載することを前提として汎用性の高い設計が施され、最高130km/hまではモーターのみでの走行が可能に。電動走行が可能な航続距離は等価EVレンジで46.8kmを達成している。

 また、EQ POWERを名乗るそのほかの電化モデルと同様に、インテリジェントアクセルペダルには“プレッシャポイント機能”も備えられ、EV走行モードの際に「これ以上アクセルを踏むと、エンジンも使用しなければならない」というモーター走行の限界点でアクセルペダルの抵抗を増し、ドライバーに知らせることで無駄なエネルギー消費を抑える機能を実装する。

 普段のカーライフで気になる充電機能面では、200V・30A(6.0kW)の充電に対応し、普通充電器(AC)用の充電サービス“Mercedes me Charge AC”を導入。月額基本料金3000円(税込)で全国にあるNCS(合同会社日本充電サービス)加盟の普通充電器(AC)を無料で利用可能となるほか、6.0kW(30A)対応の交流普通充電器本体を無償提供。設置にかかる費用負担を軽減するため10万円サポートも実施し、短時間での充電による利便性向上にも配慮されている。

 一方、メルセデスに求められる要素として『Cクラス』に留まらず、旗艦『Sクラス』と同等の最新世代運転支援システムも標準装備され、さらなる機能強化として採用された“アクティブブレーキアシスト(歩行者/飛び出し/右折時対向車検知機能付)”は、対向車線を横切って右折しようとするときに、対向車線を直進してくるクルマと衝突する危険がある場合、車速10km/h以内であれば自動ブレーキが作動。その対向車検知はフロントの長距離レーダーセンサーとステレオマルチパーパスカメラを使って行われる。

 この『GLC350e 4MATIC』は、本格デリバリーを2021年4月以降の予定とし、右ハンドル仕様のみの価格は899万円(税込)となっている。

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