ポルシェの公式ドライブアプリ「ROADS」で行く、英国のワインディングロード 【動画】

ポルシェの公式ドライブアプリ「ROADS」で行く、英国のワインディングロード 【動画】

Porsche 718 Cayman GTS 4.0

ポルシェ 718 ケイマン GTS 4.0

ポルシェが展開するドライブアプリ「ROADS」

パイソングリーンのポルシェ 718 ケイマンが、英国の曲がりくねったワインディングロードを疾走している。そのドライブルートは、ポルシェが展開するスマートフォン用アプリ「ROADS」で決められた。

2019年にiPhoneやAndroid用アプリとして投入された「ROADS by Porsche」は、時間や距離、ロケーションを入力することで、オススメのドライブルートを検索できる。まだ日本ではリリースされていないが、観光スポットやレストランも紹介してくれる便利なアプリだ。

今回、訪れたイングランドのピーク・ディストリクト国立公園を縦断する美しいワインディングロードは、このルートにあるパブから因んで「スネークパス(Snake Pass)」と呼ばれている。デボンシャー公爵6世の紋章に描かれている蛇に由来するこの道は、イギリスで最も人気のあるドライブルートに選ばれることも多い。森を抜けて湿地帯を横断する素晴らしいコーナーの連続は、誰もが魅了されるはずだ。

「ROADS by Porsche」とポルシェ 718 ケイマン GTS 4.0で行く、英国のワインディングロード

718 ケイマンでアプリが薦める「スネークパス」へ

スネークパスを訪れたのはグレーの雲がたちこめた、ある秋の日。唯一鮮やかな色彩を添えているのが、パイソングリーンのボディカラーが与えられた「718 ケイマン GTS 4.0」だ。蛇の道(スネークパス)を走るのに、パイソン(ニシキヘビ)カラーとは、これ以上にぴったりな組み合わせはなさそうだ。

これだけでも訪れるのに十分だが、今回はもうひとつ理由がある。それは「ROADS by Porsche」アプリ。この無料でダウンロードできるスマートフォン用アプリは、10万人を超える世界中の情熱的なドライバーが参加している。

今回、アプリのコミュニティで行われた投票により、スネークパスはオススメのルートに選ばれた。果たしてROADSに登録されるに値するルートなのか? 718 ケイマンで訪れたという訳である。

「ROADS by Porsche」とポルシェ 718 ケイマン GTS 4.0で行く、英国のワインディングロード

降雪でルートが閉鎖される前のお楽しみ

マンチェスター近郊の小さな街グロッソップを起点に西から東へと向かう。郊外に入ると急な上り坂が続き、すぐに湿地帯が見えてきた。舗装路は一定のリズムで流れ、頂上へと続く登り坂では最高出力294 kW(400hp)・最大トルク420Nmを発揮する自然吸気フラット6エンジンとマニュアルギヤボックスの恩恵を実感する。

ワインディングロードを登るにつれて霧が立ち込め、スネークパスが冬になると通行不能になることが理解できる。実際、イングランド北部グロッソップ郊外の丘の上にあるため、冬季は積雪によりしばしばルート閉鎖を余儀なくされるという。

頂上を越えて下りに入ると、松林や落葉樹林に向かってアグレッシブなコーナーが続く。ここではパイソングリーンのボディが、紅葉した木々と美しいコントラストを見せてくれた。もう少し景色を楽しむためにアクセルを緩め、スピードを落としたくなる。

「ROADS by Porsche」とポルシェ 718 ケイマン GTS 4.0で行く、英国のワインディングロード

NAエンジンの素晴らしいレスポンスを実感

郊外のワインディングロードを走るのに、718 ケイマン以上にぴったりな存在はないかもしれない。自然吸気フラット6のレスポンスは素晴らしく、スロットルの微妙なコントロールにも瞬時に反応してくれる。さらにオプションのスポーツ・エキゾースト・ボタンを押せば、木立や谷間に素晴らしいエキゾーストノートがこだまする。

森を抜けると、道は再び開けてきた。石畳の壁に囲まれ、呑気な羊たちが美味しそうに牧草を堪能している。厳密に言えば、スネークパスはアショップトンのレディバワー貯水池がフィニッシュだ。しかし、国道A57はシェフィールドに向かって続いており、主要な高速道路へのアクセスは悪くない。

このまま帰路につこうか。あるいはすぐにUターンして、もう一度ヘビの道をなぞってみるのも悪くなさそうだ。