フェルスタッペン、レッドブルF1の2020年型マシンの問題は「メディアで大げさに取り上げられた」

 マックス・フェルスタッペンは、レッドブルの2020年型マシン『RB16』のパフォーマンスに影響を与えた問題は、メディアによって実際よりも大げさに伝えられたと考えている。

 2020年シーズンのフェルスタッペンは優勝が2回あっただけで、レッドブルの期待を大きく下回る結果となった。不運とメカニカルトラブルが相まって、フェルスタッペンのシーズンを思わしくないものにし、またRB16のパフォーマンスが不安定なこともチームの結果に影響した。

 フェルスタッペンは見たところ、チームメイトのアレクサンダー・アルボンよりも、マシンの予測不可能な挙動にうまく適応していたことは間違いない。10回のグランプリ優勝経験者であるフェルスタッペンは技術とコントロールに恵まれたおかげで、多くの人たちに実際よりもマシンを優れたものに見せることができた。しかしフェルスタッペンは、メディアがRB16の弱点を誇張して描写したとも語っている。

マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
2020年F1第13戦エミリア・ロマーニャGP マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)

「(マシンの問題は)メディアで大げさに取り上げられたと思う」とフェルスタッペンは『Motorsport-Total.com』に語った。

「僕たちには2番目に速いマシンがあった。それよりはるかに悪い状態のマシンも走行していたと思う」

「プレシーズンテストでは何度かスピンもした。限界で走行していると、マシンの操縦は簡単にはいかない。僕たちのマシンはメルセデスに比べれば少し難しいものだったかもしれないが、多分ウイリアムズよりは優れている」

 レースでは、フェルスタッペンはしばしばひとりで、難攻不落のメルセデスのルイス・ハミルトンとバルテリ・ボッタスの後ろでレースをしていた。しかしフェルスタッペンは全体的に2019年よりも良いシーズンを過ごしたと考えている。

「2019年よりも良かったと思う。一貫性が多少上がった」

「でもいくつかのレースではひとりでレースをしていた……。メルセデスを追いかけるのが好きなんだ! マシンは悪くなかったけれど、もちろん僕たちはまだメルセデスに追いついていない」

「不満に思ってはいないけれど、時々無力さを感じる。マシンから今も最高の結果を出そうとしているし、ほとんどの場合そうしてきた。だから良かったと思うよ」

2020年F1第5戦70周年記念GP 2位ルイス・ハミルトン(メルセデス)と優勝したマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
2020年F1第5戦70周年記念GP 2位ルイス・ハミルトン(メルセデス)と優勝したマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)