「D1ライツ2021シリーズの注目株!」参戦2年目で表彰台を獲得した学ドリ上がりのニューカマー!!

「D1ライツ2021シリーズの注目株!」参戦2年目で表彰台を獲得した学ドリ上がりのニューカマー!!

5戦出場して3戦でポイント獲得は立派!

“壊れない”を重視した堅実なマシンメイク

2020年のD1ライツシリーズは、結果だけを見ればベテラン勢が上位を独占したシーズンとなった。しかし、ランキング上位とはいかないまでも、20代の若手選手が戦績を残し、2021年シリーズでのさらなる活躍を予感させるシーズンでもあったのだ。

今回ピックアップする岩﨑脩作(イワサキ シュウサク)選手もそのひとり。香川県出身の22歳で、地元の四国学院大学に通いながら実家のクルマ屋で働いて参戦資金を捻出。2017年と2018年にはドリフト天国誌が主催する“全日本学生ドリフト王座決定戦”にも出場しており、西日本大会で2位、東西統一戦で3位の成績を残している。

D1-Aライセンスは2018年末に開催された選考会にて取得。2019年にはD1ライツシリーズの備北と名阪、オートポリスにスポット参戦し、名阪では7位入賞を果たした。2020年はシリーズ参戦の予定だったが、コロナ禍で日光とエビスは不出場。しかし、それ以外の5戦中3戦でポイントを獲得してシリーズ19位と成績を向上させた。

D1ライツシリーズ参戦のために製作したS15シルビアは、クォーターマイルの店長でありD1ライツでも活躍している浮田選手に相談しながら製作。機関系などは作業を依頼しつつ、それ以外はなるべくDIY。トラブルの発生率をおさえながらもリーズナブルに仕上げているそうだ。

エンジンはPS13のSR20DETをベースに、エクストレイル純正のオーバーサイズピストンやH断面コンロッドを使って強化しつつオーバーホールを敢行。ガスケットやハイカムも組まれ、T518Zタービン改を装着。HKSのF-CON Vプロで制御し、ブースト1.5キロ時にダイナパック計測で410psを発揮しているという。

車高調はD-MAXのスーパーストリート(F9kg/mm R6kg/mm)で、Nスタイルの直樹ナックル、風間オートの純正長ロワアームにメイガンレーシングのテンションロッドを装着。

タイヤはグッドライドのスポーツRS(F245/40-17 R265/35-18)。ホイールはグラムライツ57D(9.5J+15)を4本通しで履いていたが、ワイトレの規則変更にともなってTE37V(10.5Jマイナス17)に変更した。フロントにORIGIN Labo.の75mmワイドフェンダー、リヤは不明ブリスターにMOZEの50mmオーバーフェンダーを重ねてホイール&タイヤを収めている。

クラッチはニスモのスーパーカッパーミックスで、HPIの強化6速ミッションを搭載。リヤサスメンバーには補強を施し、割れやすいリヤナックルも先輩に手伝ってもらいながら自分で強化したそうだ。

ロールケージはサイトウロールケージのダッシュ逃げタイプにサイドバーを追加。ステアリングはドリフトユースでは珍しくDシェイプのMOMO330φを使っており「車体購入時から付いていたものなんですが、慣れてしまえば問題ないですね」と岩﨑選手。

2020年シーズンは、第3戦(備北)、第4戦(備北)ともにベスト16で上位勢と当たって勝ち上がれなかったが、最終戦の名阪では準決勝に進出。シリーズチャンプの目桑選手に敗北したものの、見事に自身の最高成績となる3位入賞を果たした。

岩﨑選手は2021年もシリーズ参戦する予定とのことなので、若手の注目株としてさらなる活躍に期待したいところだ。

TEXT&PHOTO:YAMAMOTO Daisuke

【関連サイト】

D1公式サイト