ダカールラリー2021開幕! 前年王者カルロス・サインツが連覇に向け好スタート

 1月3日、中東サウジアラビアで2021年のダカールラリーが開幕した。13日間にわたって世界最大級の砂漠地帯で繰り広げられる伝統のラリーレイド。その初日は2020年大会の総合王者カルロス・サインツ(Xレイド・ミニ・JCWチーム)が、僚友のステファン・ペテランセル(Xレイド・ミニ・JCWチーム)を従えて総合首位に立った。

 初開催となった昨年に続き、2年目を迎えたサウジアラビアでのダカールラリー。1月3日から同15日まで開催されるラリーは今シーズン、コースが一新され、紅海に面する西部の都市ジェッダをスタート/フィニッシュ地点としてサウジアラビア国内を反時計回りに巡る、全12ステージからなる新コースが設定された。総走行距離は7646km、このうちスペシャルステージ(SS)は4767kmだ。

 3日の競技初日は、そのジェッダからビシャに至る“ステージ1”が行われた。SS距離277km、リエゾン(移動区間)345km、合計623kmで争われたこの日は、前日に実施されたプロローグではパンクに見舞われたサインツが総合トップに。チームメイトのペテランセルが総合2番手に続き、Xレイド勢が初日ワン・ツーを記録。総合3番手にはマーティン・プロコップ(ベンジーナ・オーレン・チーム)が入っている。
 
 トヨタ・ハイラックスで2年ぶりの総合優勝を目指すTOYOTA GAZOO Racingは、ジニエル・ド・ヴィリエールの総合8番手が最上位だ。エースのナッサー・アル-アティヤは総合10番手から巻き返しを図る。

 WRC世界ラリー選手権9連覇王者で、2年ぶりのダカール復帰を果たしたセバスチャン・ローブ(バーレーン・レイド・エクストリーム)は度重なるパンクでタイムをロス。首位から20分以上遅れの総合18番手で競技初日を終えた。

 四輪市販車部門にエントリーしているチームランドクルーザー・トヨタオートボデーは、三浦昂がクラス首位/総合53番手、ロナルド・バソがクラス2番手/総合54番手と市販車部門8連覇に向け、ともに好スタートを切った。

 トラック部門の排気量10リッター未満クラスに日野レンジャーで挑む日野チームスガワラも、チーム代表兼ドライバーの菅原照仁が初日をクラス首位/部門総合17番手で終えている。

 二輪部門の初日総合首位は、レッドブル・KTM・ファクトリーチームのトビー・プライス。僚友のマティアス・ワークナーとサム・サンダーランドが総合3、4番手につけ、その間に割って入るかたちでケビン・ベナバイズ(モンスターエナジー・ホンダ・チーム)が総合2番手につけた。

 1月4日に行われる競技2日目はビシャからワディ・アド・ダワシルに至るルートで、総走行距離は685km。ステージ2の競技区間は457kmだ。

ステファン・ペテランセル(Xレイド・ミニ・JCWチーム)
ステファン・ペテランセル(Xレイド・ミニ・JCWチーム)
ダニエル・エレナ(左)とセバスチャン・ローブ(右)
ダニエル・エレナ(左)とセバスチャン・ローブ(右)
ナッサー・アル-アティヤ(TOYOTA GAZOO Racing)
ナッサー・アル-アティヤ(TOYOTA GAZOO Racing)
トビー・プライス(レッドブル・KTM・ファクトリーチーム)
トビー・プライス(レッドブル・KTM・ファクトリーチーム)
ライトウエイト・ビークル部門で初日首位となったクリスティーナ・グティエレス。ダカールでは2005年以来初となる女性ドライバーのステージウイナーとなった。
ライトウエイト・ビークル部門で初日首位となったクリスティーナ・グティエレス。ダカールでは2005年以来初となる女性ドライバーのステージウイナーとなった。