「バリスの最新エアロシリーズをスクープ!」GRヤリスからシビックタイプRまで盛り沢山!!

一押しはFK8シビックタイプR用のワイドボディキット!
GRヤリスやフェアレディZ用も開発
毎年、東京オートサロンで新作エアロパーツを発表している“バリス”。2021年は中止が発表されたが、もちろん開発の手は止まっていない。ここでは2021年のデビューが予定されているバリスのニューモデルを紹介していこう。
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GRヤリス
より低くワイドなフォルムに!! クーリングボンネットは完成
2020年12月上旬にバリスを訪問した際は、まだボンネットの造形が完了した状態だったGRヤリス。完成予想イラストを見るかぎり、ワイド&ローが強調されたスタイリングになりそうだ。
ボンネットは「必要なところに穴を開け、穴のレイアウトに合わせてカッコ良く」とはバリスの矢萩さん。メーカーの“型”を押し付けるのではなく、あくまで機能を優先し、ベース車に最適化したデザインを与えるスタンスは変わらない。
また、GRヤリスはボディ下側が絞られた形状で、タイヤを外に出すとトレッド面が丸見えになりがち。さらに「もう少しタイヤを外側に出したい」というニーズにも応えるため、フェンダートリムも設定される。
このフェンダートリムは出幅の数値に拘るのではなく、9.5J+35ホイールと255/35タイヤの装着を想定したモノになる。フェンダートリム以外には、クーリングボンネット、フロントスポイラー、リヤのディフューザー、ウイングを計画。
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シビックタイプRワイドボディ
アライジングIIの発展形としてついにワイド化に踏み切る!!
バリスが東京オートサロン2021での目玉として考えていたのが、シビックタイプRのワイドボディ仕様だ。ワイド幅はフロントが片側30mm、リヤが片側25mmとなり、10.5Jホイールを飲み込むサイズを想定している。
しかも、このフェンダーキットは発売中のフルバンパーエアロ『アライジングII』にそのまま装着することが可能な設計となっている。チューニングにより進化したスペックに合わせて、ワイドタイヤ装着でさらなる速さを引き出すためのアイテムなのだ。
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フェアレディZ バージョンNISMO
バージョンNISMO専用のエアロキットも!
市場からのラブコールに応える形で、ついにZ34バージョンNISMO用スポイラーの開発を決断。バリス矢萩さんも「バージョンNISMOをチューニングするのも面白いね、と思わせたい」と意欲十分!
なお、製品はクーリングボンネットやワイドフェンダーも計画していて、これは標準モデルにも装着できる仕様にするそうだ。Z34オーナーは期待すべし!
●取材協力:バリス TEL:042-689-2939