「RMPレーシングの2121年モデルが判明!」ロープライス鋳造ホイールの大本命【最強ホイール解体新書】

「RMPレーシングの2121年モデルが判明!」ロープライス鋳造ホイールの大本命【最強ホイール解体新書】

6本スポークと12本スポークで勝負

「欲しい」と思わせる最新デザインをリーズナブルに楽しめる魅力

国内市場で約10%のシェアを持つホイールメーカー「マルカサービス(以下マルカ)」。長年、量販ホイールをマーケットに提供してきたが、2018年からホイール作りの考え方を一新。安心・安全思想を軸に、日本主導で設計、開発、デザインを含めて品質を担保する「マルカ・インテリジェント・デザイン(通称МID)」という取り組みを開始した。

その考えをベースとした高機能なハイエンドブランドも複数誕生。専任の一流インダストリアルデザイナーを置くことで、リーズナブルな価格でありながら、最新のトレンドも網羅するファッション性もプラス。ユーザーニーズに応える柔軟性も兼ね備えるなど魅力を高めている。

2021年モデルとしてラインナップに加わるのは、マルカのハイエンドブランドの中でもプレミアムスポーツを受け持つ「RMPレーシング」のR60(右)とGR12(左)だ。
R60のRはレーシング、60は応力バランスに優れた6本スポークを意味する。同様の法則をGR12に当てはめるとRはレーシング、12は12本スポーク。そして、新記号のGはグラベルを表す。

基本デザインは奇をてらわない。それに最新のデザイン性や機能性を盛り込むことで、ホイールに華やかさやスポーティさを演出しているのが特徴だ。

R60はスポーク中央部にスポークスリットを設けて、コンケイブをより深く見せる立体的造形を展開。ナットホール上のスリットには駄肉処理を施し、軽量化にも、視覚的効果にも貢献するシェイプアップホールを追加した。さらに、ダイヤモンドカットラインとカラーラインをスポークエンド上に描いたデュアルポリッシュ加工など、トップスポーツホイールに投入される要素が盛り込まれているのだ。

カラーはクリスタルブラックとセミグロスブロンズの2色展開。クリスタルブラックは明るめのフレークを入れることで、ダークガンメタに近しい発色だ。

サンプル車両の86GRにインストールしたのは、R60のクリスタルブラック/デュアルポリッシュ/レッド&クリア。6本スポークに深みのあるコンケイブなどスポーツホイールの王道デザインに、立体的なスリッド加工、リムのデュアルリップ形状など、最新のトレンドはしっかり抑えており、安価なイメージは全くなし。トップモデルとしてのクオリティは十分担保されている。

一方のG12は、スポーク部は天面だけでなく縦断面にも厚みを持たせ、なだらかな弧を描くスポークエンド部は神殿の柱を支える基礎のような段付きを設定。骨太で力強いデザインは剛性、強度の面でも有利なことは言うまでもないだろう。

G12のターゲットは86/BRZ、そしてGRヤリスなどだ。カラーはクリスタルブラック/ストロボレッドとホワイト/ストロボレッドの2タイプとなる。マルチスポークは応力分散に優れ、剛性強度とも高いレベル。MIDのプレミアムスポーツモデルに新たな1ページを刻む作品と言える。

スポーツモデルの足元に相応しいレーシングライクなビジュアルを持つRMPレーシング。惜しむらくは量産ホイールゆえに、標準的なサイズに限定されていること。ホイール幅、インセットともに攻めたタマは用意されない。それでも機能美とコストのバランスを考えれば満足度高し。気軽にカスタムを楽しみたいオーナーにオススメだ。
 

●RMP RACING R60

15×5.0J〜18×9.5J:2万8000円〜4万6000円

●RMP RACING GR12

16×6.0J〜18×8.0J:3万3000円〜4万3500円
 

問い合わせ:マルカサービス TEL:052-398-3406