レッドブルF1首脳、新ドライバーのペレスがもたらすメルセデスPUの情報に期待

 レッドブルのモータースポーツコンサルタント、ヘルムート・マルコは、2021年シーズンにレッドブル・ホンダはマックス・フェルスタッペンとセルジオ・ペレスのふたりが好成績を収めることで、チャンピオンであるメルセデスにチャレンジしていくことができると考えている。さらに、ペレスの加入は技術面でもメリットを生み出すとマルコは示唆した。

 レッドブルは1年半走らせたアレクサンダー・アルボンを外し、フェルスタッペンの2021年のチームメイトとして、ベテラン、セルジオ・ペレスを抜擢した。マルコは、7年連続でF1コンストラクターズタイトルを獲得しているメルセデスと戦うためには、ドライバーラインアップを強化する必要があったと語った。

「我々はこれまで同様、世界選手権を制することを目標にしていく。そのためには2台のマシンが上位で戦う必要がある」とマルコが語ったと『SPEEDWEEK.COM』が報じた。

「ペレスは今、キャリアのなかでも最高の状態にある。アレックス・アルボンには波があった。それでこういう決断を下した」

「コンストラクターズ選手権を制すためには、2台目のマシンに強力なドライバーを乗せる必要があるのだ」

 マルコはまた、長年メルセデスのパワーユニット(PU/エンジン)を使用してきたペレスの知見がレッドブルにもたらされることにも期待を抱いている。

 ペレスは現在のF1パワーユニットが導入された2014年から2020年まで、フォース・インディア/レーシングポイントのメルセデス搭載車で戦ってきた。また、2020年型レーシングポイントRP20は2019年型メルセデスW10との類似点がある“ピンクメルセデス”と呼ばれたもので、非常に高いパフォーマンスを発揮した。

2020年F1第17戦アブダビGP セルジオ・ペレス(レーシングポイントRP20)
2020年F1第17戦アブダビGP セルジオ・ペレス(レーシングポイントRP20)

「セルジオはメルセデスについての豊富な知識をもたらしてくれる」とマルコは語った。

「レーシングポイントから来年のことを聞かされた後、彼はメルセデスが行っていることすべてに気を配ってきたのは間違いない」

「その面で多くのインプットがあることを期待している」