日産シルビアのパトカーも登場!東京~横浜をわずか10数分で走れる第三京浜道路開通!【今日は何の日?】

■最高速度は80km/h、通行料金は150円

「12月17日はライト兄弟が世界初の有人飛行に成功した日(1903年)」でしたが、今日(=12月19日)は日本人が初飛行した日でした。1910(明治43)年12月19日、代々木から徳川好敏工兵大尉が飛行時間4分、飛行距離3000mの初飛行に成功した日だそうです。

さて、ひるがえってクルマ界の12月19日は何があったのでしょうか。今回はクルマそのものではなく、クルマ絡みのお話です。

第三京浜道路
1965(昭和40)年12月開通当時の第三京浜道路。

1965(昭和40)年12月19日は、第三京浜道路が正式開通した日です。

東京・世田谷の玉川野毛町を起点に、神奈川県保土ヶ谷までをつなぐ16.6kmの道路で、「東京からわずか10数分で結ぶ」が謳い文句でした。起点から終点、片側3車線、最高速度が80km/hなのは当時も今も変わりありませんが、異なるのは通行料金。「今日」現在の通行料は、普通車なら390円ですが、開通当時は小型乗用車で150円。当時と今とでは物価が異なるとはいえ、55年の間に2.6倍にまで上がったわけです。

シルビア・パトロール
これが「シルビア・パトロール」。排気量を、ベース車の1600ccに対して1800ccにアップ。

おもしろいのは、このときに「最高速度が80km/hであるため、事故防止とスピード違反取り締まりのために」ということで、当時の日産シルビア(初代)を神奈川県警交通機動隊が2台も導入したことです。正式名称「シルビア・パトロール」。ベースのシルビアは1600ccでしたが、こちらは1800cc。このクルマを見て東京の警視庁も導入を検討したようです。機動隊の人たちもここぞとばかりにこの特注シルビアでの第三京浜を楽しんだに違いありません。

他には世界初のコンピューター発売、日本人初で第9次越冬舞台が南極点に到達(1968(昭和43)年)、世界初のコンピューター・Altair8800がアメリカのMTS社から発売(1974年)などがあります。

何かと初づくしが多いのが12月19日のようですね。

毎日が何かの記念日。それではまた。

(文:山口 尚志/写真:モーターファン・アーカイブ )