DTMのサポートとして『BMW M2カップ』が2021年からスタート。若手育成を目指す

 DTMドイツ・ツーリングカー選手権は12月17日、2021年から新たにサポートレースのひとつとして、BMW M2 CSレーシングを使った『BMW M2カップ』を開催すると発表した。若手ドライバーがDTMとともにレースをすることで、DTMトロフィーやDTMへのステップアップを促す狙いとされている。

 2021年から、新たにGT3カーのレースとして生まれ変わるDTM。DTMトロフィーやクラシック等の5つの“柱”を設け、新たなシリーズとしてパッケージ化を狙っているが、そのシリーズの新たなカテゴリーのひとつとして、BMWが日本を含む世界中で販売を開始するBMW M2 CSレーシングによるワンメイクレースを開催することになった。

 BMW Mモータースポーツが製作したBMW M2 CSレーシングは、カスタマーレース向けのエントリーモデルとして位置づけられており、「才能あるドライバーに手頃で魅力的なプラットフォームを提供し、このカテゴリーを経てGT4カーで争われるDTMトロフィーや、GT3によるDTMへステップアップできるようにしたいと考えている」とBMW M GmbHのマーケティング担当副社長のトマス・フェルバーマイヤーはコメントする。

 BMW M2カップは、2021年はアッセン、ノリスリンク、ラウジッツリンク、ニュルブルクリンク、レッドブルリンクで開催され、合計12レースを実施。トゥリミットGmbHによって、イコールコンディションが保たれる。最も優れたドライバーはBMWジュニアチーム入りし、上位カテゴリーにステップアップのチャンスが与えられる。

「BMW M2カップでは、若い才能が早い段階でDTMのプラットフォームに登場することができる。また、ユニークな点は成功したドライバーは2回“卒業”できるということだ。ジュニアレースシリーズ、そしてDTMトロフィー、プロの競争に参加し、強力なGTレーシングカーを駆るDTMだ」と語るのは、DTMのイベントディレクターを務めるフレデリック・エルスナー。

「新しいBMWのワンメイクシリーズは、すでに最初のレースで成功を約束されたようなものだ。故郷のバイエルンの地にあるノリスリンクで最初のレースを開催するんだからね」