ブラジルGPの正式名称が『グランプリ・オブ・サンパウロ』に。インテルラゴスが2025年までF1開催契約を延長

 フォーミュラ・ワン・グループは、ブラジルのインテルラゴス・サーキットと2025年までのF1グランプリ開催契約を結んだことを発表した。ブラジルGPの公式名称は「Formula 1 Grande Premio de Sao Paulo(F1グランプリ・オブ・サンパウロ)」になるという。

 ブラジルGPは1970年代にインテルラゴスでスタート、1990年から2019年まで同サーキットで開催されてきたが、会場がリオデジャネイロに移るという説も持ち上がっていた。しかしながら、地元の環境団体の反対によって、ブラジル大統領ジャイル・ボルソナロが支持していたリオでの計画は中止に追い込まれた。

 最終的にF1はインテルラゴスと2021年から2025年の契約を結んだ。主催者は変更され、アブダビの投資グループのムバダラと関係のあるブラジル・モータースポーツがイベントを運営することが明らかになった。

「ブラジルはF1にとって非常に重要な市場だ。熱心なファンがおり、F1における長い歴史がある」とF1のCEOのチェイス・キャリーは語った。

「ブラジルでのレースは我々のファン、ドライバー、パートナーにとって常にハイライトだった。2021年からの5年間、インテルラゴスでF1ファンにエキサイティングなレースを提供することを楽しみにしている」

 サンパウロ市長のブルーノ・コバスは、F1イベントのスケジュールに残るために“多大な努力を払った”と述べている。

「世界のモータースポーツでも最も重要なイベントのひとつを、インテルラゴスで引き続き開催することを発表するのは大きな喜びだ」とコバスは語った。

「我々は当市でレースを引き続き開催するために、多大な努力を払った。我々には観光客向けの堅牢なインフラがあり、公共の安全と一流のサービスを提供できる」

「グランプリを開催することで、我々の市を世界に宣伝するのみならず、雇用や収入の創出といった重要な貢献が引き続きもたらされると考えている。サンパウロGPに1レアルの投資をするごとに、地域経済に5.20レアルが生み出されるという研究結果が出ているのだ」

2019年F1ブラジルGP コースに押し寄せる大勢のファンたち
2019年F1ブラジルGP コースに押し寄せる大勢のファンたち