ハミルトンとメルセデスF1、シーズン閉幕で本格的に契約交渉。クリスマスまでに合意か

 ルイス・ハミルトンは、メルセデスF1チームとの契約をクリスマス前までにまとめたいとの考えを示した。

 7度のF1世界チャンピオンであるハミルトンと、メルセデスF1チーム代表のトト・ウォルフは、新契約の基礎部分について数カ月かけて準備をしてきた。両者は数年にわたり大きな成功を収めており、このパートナー関係を継続したいという強い希望を共に公に表明している。

 だが、いくつか細かい条件においてまだ合意しておらず、さらなる話し合いを必要としているようだ。最近、ハミルトンは将来の契約について、メルセデスの多様性と持続可能性の問題を推進することなど、レース以外のことも盛り込みたいという意向を示していた。

「クリスマス前には完了したいと思っている」とハミルトンは最終戦アブダビGPの後で語った。

「僕は来年もここにいるつもりだし、ここにいたいと思っている。。チームとして僕たちはもっと多くのことをともに行うことができる。F1の内外でさらに達成できることがあるんだ」

「だから今週話し合いを始めて、クリスマス前にはすべてを整えられることを期待している」

2020年F1第17戦アブダビGP ルイス・ハミルトン(メルセデス)が3位を獲得
2020年F1第17戦アブダビGP ルイス・ハミルトン(メルセデス)が3位を獲得

 ウォルフはハミルトンとの新契約が締結されない理由はないとして、時間はかかったが最終的には契約が延長されると述べている。FIAが12月12日に発表した2021年F1エントリーリストには、ハミルトンがメルセデスのドライバーとして登録されていた。

「これから話し合いを行うつもりだ」とウォルフは、アブダビGP直後に語った。
「交渉が遅れてしまった。タイトル獲得後に行うと常に言ってきたが、その後ウイルスのせいでさらに10日から2週間遅れたのだ」

「これから話し合いをしなければならない。リモートで行うかもしれないし、直に会うかもしれない」

 2020年のF1シーズンは、コロナウイルスのパンデミックによって、各チームにとって苦労の多いシーズンとなった。17戦が5カ月半という期間に集中したのだ。

 ハミルトンはバーレーンGP後にCOVID-19の検査で陽性となり、次のサクヒールGPは欠場せざるを得なかった。彼にとって2020年はF1キャリアのなかで最も困難なシーズンのひとつだったと、ハミルトンは語っている。

「今年は僕個人にとって、最も困難な年とまではいかなくても、最も困難な年のひとつに入るのは間違いない」とハミルトン。

「誰もが孤立しながら暮らさなければならなかった。他の人々と集まることができず、人生における大きな損失があった」

「普通の生活を送っていない。だからこそ、レースができたことを感謝している。ただ、こういう形でレースをすることで、疲労困憊させられるけどね」

「それでもF1は僕たちをレースに復帰させることに成功した。これは素晴らしい成果だと思う」