WRC:第2戦スウェーデンが中止に。2021年2月に開催予定も、新型コロナの影響被る

 WRC世界ラリー選手権の2021年シーズン第2戦として開催が予定されていた『ラリー・スウェーデン』が、ふたたび世界各地で感染が拡大している新型コロナウイルス(COVID-19)の影響を受け、中止されることとなった。

 例年、開幕戦モンテカルロに続くラウンドとしてシリーズに組み込まれているラリー・スウェーデンは来季も第2戦のスロットに入り、2月11~14日の日程で開催が予定されていた。

 しかしベルムランドを拠点とするイベントは、「健康上の安全性を考慮して開催を中止せざるを得ない」としたベルムランド郡委員会の決定によって12月15日にキャンセルされることが決まった。

 ラリーのグレン・オルソンCEOは「スウェーデンで新型コロナウイルスの感染者が増加していることから(当局の)規制が厳しくなり、安全性の高いプロトコルが要求されるラリーの開催が難しくなった」と述べた。

「ラリー・スウェーデンの主催者であるFIAとWRCプロモーターは、地域住民の健康が第一の関心事であることを充分に理解しており、ベルムランドのコミュニティとWRCファミリーの両方を守るため、集団的なケアの義務を負っている」

「計画中、我々はこの地域のCOVID-19の状況を注意深く監視してきた。もちろん、特にエキサイティングな2021年のシーズンカレンダーを考えると(スウェーデンの中止は)非常に残念ではあるが、これは私たちが支持する決定だ」

 ラリー・スウェーデンの中止にともない、FIAとWRCプロモーターは代替イベントの実施に向けて関係各所と交渉を続けており、まもなく新しい発表があることが期待されている。

WRC唯一のスノーラリーとなるラリー・スウェーデンだが、2020年は暖冬の影響で積雪が少なく、一部のステージではグラベル(未舗装路)でのラリーとなった。
WRC唯一のスノーラリーとなるラリー・スウェーデンだが、2020年は暖冬の影響で積雪が少なく、一部のステージではグラベル(未舗装路)でのラリーとなった。