ビンゴスポーツがケーニグセグ、リマックと業務提携で新体制に。パガーニとの業務契約は満了

 12月12日、BINGO SPORTS(ビンゴスポーツ)ブランドで海外輸入車販売事業を手がける株式会社BHJと株式会社BH AUCTIONは、東京都千代田区の『Koenigsegg BINGO SPORTS 東京ショールーム』で新体制の発表とケーニグセグの新型モデル『ジェメーラ』と『ジェスコ・アブソリュート』をお披露目した。

 BINGO SPORTS/BH AUCTIONは、1993年にオラチオ・パガーニが創業してゾンダやウアイラなどハイパーカーという新しいカテゴリーを生み出したイタリアの車メーカー、パガーニ・アウトモビリ社と日本国内での車輌販売権の契約を2012年12月から締結していた。

 国内ではパガーニ・ジャパンとして2012年12月より13台を販売。ゾンダをベースとした特別仕様車『ゾンダ ZOZO』、『ゾンダ希竜』をプロデュースしており、サーキット専用車両の『ゾンダ Revolution』はBH AUCITIONが冠スポンサーを務めたSUZUKA10HやSUPER GT×DTM 特別交流戦などでデモンストレーション走行を実施した。

 ところが、パガーニ・アウトモビリ社との契約が2020年12月2日をもって満了となったため、国内販売を終了することを発表した。また、12月8日に海外ハイパーカーを軸とした自動車輸入事業の刷新を図ることを決定している。

 BINGO SPORTS/BH AUCTIONの代表取締役である武井真司氏は「約8年間続いた、パガーニ・アウトモビリ社とのパートナーシップを通じて、これまでになかった性能、そして従来の車の価値そのものを超越した唯一無二の存在のブランディング全般に携わり、世界でも一早くハイパーカーという新たなカテゴリーを築く一助になれたことに深く感謝するとともに、パガーニ社のますますの発展を祈念いたします」とコメントした。

 体制変更に伴い、メガ/ハイパーカーメーカーのケーニグセグ・オートモーティブ社とパートナーシップを締結し、国内事業をより発展させていくために、これまで日本法人であった2016年設立のケーニグセグ・ジャパンを『Koenigsegg BINGO SPORTS(ケーニグセグ・ビンゴスポーツ)』へと組織改編。ケーニグセグ・ブランドのシェア拡大を目指して、これまで以上に強力な体制での事業展開を推進することになった。新会社のCEOには、ポルシェジャパン社長などを歴任した七五三木敏幸氏が就任する。

 七五三木氏は「ケーニグセグはこれまで次々と革新的ファクトを築き絶え間なくチャレンジを続けてきました。私は今、ケーニグセグという存在に携われる事実に、とてもワクワクした想いを抱いています。何より、強い期待感と自信に満ちあふれています。我々の新たなチャレンジに皆様どうぞご期待ください」と述べた。

 ケーニグセグ・オートモーティブ社は1994年にクリスティアン・フォン・ケーニグセグによって設立されたスウェーデンのカーメーカー。2005年に発売された『CCR』は最高速度395km/hを記録し、プロダクションカーとして当時の世界最速記録を樹立。『アゲーラ』、『レゲーラ』などが後継モデルとして開発され、創業20周年を記念したモデル『One:1』などはハイパーカーを超えた世界初の『メガカー・ブランド』としてその名を轟かせた。

ケーニグセグ ジェメーラ

ケーニグセグ ジェメーラのギャラリーはコチラ

 また、BINGO SPORTS/BH AUCTIONは新たにEV(電気自動車)のハイパーカー・イノベーターとしてグローバルに注目を集めるリマック・アウトモビリ社とも業務提携を締結。2021年に発売を控えているリマック社の新型EVハイパーカー『C_Two』を日本国内で発表するなど、急速な革新の波に乗ったモビリティの明るい未来へ向けてさらなる飛躍を目指すという。

 モビリティを取り巻く時代の流れとして、従来のガソリンエンジンを軸としたものから、環境配慮型のハイブリッド車やEV、さらには自動運転といった技術の革新へと社会全体で推移するなかで、新しい時代のステージへと歩みを進めるため、主に次世代ハイパーカーの分野を軸に事業展開を再構築することになる。

 武井氏は「車を取り巻く環境が目まぐるしく変化するなかで、EVハイパーカーというこれまでになかったジャンルの販売を軸に、常にチャレンジングなアイデアで私たちを魅了するイノベーターと共にどれだけ明るい車社会を創造できるかを考え、活動をしていきます。リマック社と共に次世代に向けても変わらず楽しい自動車文化をつないでいけたらと思います」と語った。

ケーニグセグ ジェスコ・アブソリュート

ケーニグセグ ジェスコ・アブソリュートのギャラリーはコチラ