IMSA:デイトナ24時間『予選レース』を事前テストで開催へ。ポイントも付与

 IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権の2021年開幕戦となるロレックス24 atデイトナ(デイトナ24時間レース)は、レース前週の公式テスト『ロア・ビフォア・ザ・ロレックス』において、決勝のスターティンググリッドを決する予選レースが行なわれることになった。

 小林可夢偉の参戦も決定した2021年のデイトナ24時間レースは、1月の30〜31日にフロリダ州のデイトナ・インターナショナル・スピードウェイで決勝が行なわれる。通常、年始早々に開催される『ロア』(Roar:咆哮・轟音をたてるといった意)テストだが、2021年はスケジュール変更によりレース前週の22〜24日へと移動することがすでに発表されていた。

 これに加え12月3日、IMSAは1月24日日曜日にスターティンググリッドを決めるための予選レース『モチュール・ポール・アワード100』を開催すると発表。1台あたり2名のドライバーによって、100分間の予選レースが争われることとなった。

 この予選レースには、5クラスすべてのマシンが参戦する。LMP2、LMP3、GTDクラスにおいては、選手権における通常のスプリントレースと同様に、プロ/アマのラインアップで挑む必要がある。

 予選レースでは決勝のグリッドを決めるだけでなく、リザルトに応じてウェザーテック・シリーズのチャンピオンシップポイントも与えられる。予選レースに参加するのは1台あたり2名のドライバーのみだが、ポイントはそのマシンで参戦するすべてのドライバーに付与される。複数のマシンからエントリーするドライバーについては、予選レースの前にポイント対象となるマシンを指定しなければならない。

 この予選レースのグリッドは、前日23日に設けられる15分間の予選セッションで決まる。この予選セッションと、予選レース前の20分間のウォームアップ走行には、予選レースにエントリーするドライバーのみが出走を許される。

 22日金曜日と23日土曜日には、2時間のナイトセッションを含む通常のテストセッションが行なわれるが、これらには翌週のデイトナ24時間レースに参戦するすべてのドライバーが参加することができる。

「デイトナ24時間レースは、ユニークな予選形式を設定するに値する、特別なイベントだ」とIMSAプレジデントのジョン・ドゥーナンはコメントしている。

「何十年にもわたってデイトナで予選レースを実施してきたデイトナ500(NASCAR)とさほど異なるものではない。ロレックス24に予選レースを導入すれば、『ロア』に新しくてエキサイティングな原動力が生まれることだろう」

事前テスト『ロア・ビフォア・ザ・ロレックス』ではナイトセッションも行なわれる(写真は2020年)
事前テスト『ロア・ビフォア・ザ・ロレックス』ではナイトセッションも行なわれる(写真は2020年)