小林可夢偉、NASCAR界のスターとともに2021年デイトナ24時間レースへの参戦決定/IMSA

 IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権のDPiクラスに参戦するアクション・エクスプレス・レーシングは、2021年1月のデイトナ24時間レースに2台目のキャデラックDPi-V.Rを投入することを発表。現在デイトナ24時間レースを2連覇中の小林可夢偉が、ステアリングを握ることになった。

 2019、2020年とウェイン・テイラー・レーシング(WTR)のキャデラックでIMSA開幕戦デイトナ24時間レースに参戦し、2年連続で総合優勝を果たしている小林可夢偉。2021年はWTRがアキュラのDPiマシンを走らせることになり、その去就が注目されていた。

 そんななか、アクション・エクスプレス・レーシングは12月4日、13回NASCARカップ・シリーズを制しているヘンドリック・モータースポーツとの提携による2台目のスポット参戦を発表。デイトナ24時間において、小林可夢偉、ジミー・ジョンソン、シモン・パジェノー、マイク・ロッケンフェラーという4人で、アリー(Ally)がスポンサードするゼッケン48番のキャデラックDPiを走らせる。

 7度のNASCARカップ・シリーズ王者である45歳のジョンソンは、2020年シーズンかぎりでNASCARから引退。デイトナ24時間は10年ぶり、8度目の挑戦となる。

「デイトナ24時間レースは、多くの注目を集める世界的なイベントのひとつだ」とジョンソンは言う。

「チームにとっても、ドライバーにとっても、非常に挑戦的なレースであり、全体を通して非常に高いレベルの集中力が必要とされる」

「参戦するのがとても楽しく、ユニークなレースでもある。アクション・エクスプレスとレースをするのはこれが初めてだが、チームとその準備には感銘を受けたよ」

「アリーのスポンサーのもと、このレースとDPiでの経験を持つシモン、可夢偉、マイクとともにドライブできることに、とても興奮している」

「過去にこのイベントでは(05年と08年に)2位に終わっているので、2021年はトップに立つことを期待している」

NASCARの最高峰カップ・シリーズを7度制しているジョンソン
NASCARの最高峰カップ・シリーズを7度制しているジョンソン

 パジェノーは、アキュラ陣営からの移籍となる。また、ロッケンフェラーは2010年にアクション・エクスプレスとともにデイトナ優勝を飾っている。

 48号車は、すでに参戦を発表済みのウェーレン・エンジニアリング・レーシングの名でエントリーする31号車との2台体制で、デイトナに挑む。31号車にはWEC世界耐久選手権での可夢偉のチームメイトであり、ともに世界タイトルを獲得したマイク・コンウェイも助っ人として名を連ねている

 チームは来週の火曜日と水曜日に、デイトナ・インターナショナル・スピードウェイで48号車キャデラックDPi-V.Rのテストを行なう予定だ。

■「可夢偉は豊富な知識とスピードをもたらしてくれる」とチーム

「ジミーが我々とともに参戦することについて、何カ月も話し合ってきた」とチームマネージャーのゲイリー・ネルソンは言う。

「ヘンドリック・モータースポーツと、その素晴らしいパートナーであるアリーの支援を受け、11月にすべての話がまとまった」

「ジミーはデイトナで、オーバルだけでなくインフィールド(を含むコース)の経験も積んでいる。シモンは耐久レースの経験が豊富で、可夢偉はマシンのセットアップに関する豊富な知識とスピードを、我々にもたらしてくれる」

「マイクとは2010年にデイトナを制しているので、彼は我々のオペレーションが分かっている。我々は来年のデイトナで素晴らしい10日間を過ごすことができるだろう」