FIAがアロンソのF1若手テスト参加を承認。ルノー、周冠宇との2人体制を発表

 FIAが2020年F1最終戦後の若手ドライバーテストに関しルノーに例外を認め、フェルナンド・アロンソが参加することを許可した。

 アブダビGPの2日後の12月15日に予定されているヤス・マリーナでのテストに参加できるのは、FIAの承認がない限りは、キャリアの間にF1世界選手権レース参戦が2回以下の、国際A級ライセンスを所有するドライバーに限定されている。

 2度のF1世界チャンピオンであるアロンソは、2年のインターバルを経て2021年にF1に復帰する。アロンソに最大限の準備をするチャンスを与えたいルノーは、現行スペックであるR.S.20マシンで走行するチャンスであるアブダビテストに彼を参加させる許可をFIAに対して求めてきた。

 これまでアロンソは2020年型マシンでのフィルミングデー走行や、2018年型R.S.18を使用してのテストで、復帰への準備を進めている。

フェルナンド・アロンソがルノーR.S.18でテスト(バーレーン)
フェルナンド・アロンソがルノーR.S.18でテスト(バーレーン)

 フェラーリとマクラーレンを含む複数のチームが、アロンソをアブダビテストに参加させるというルノーチームの戦略に反対意見を表明していた。

 当時それに対し、ルノーF1チームのマネージングディレクターを務めるシリル・アビテブールは「可能な限りちょっとしたゲームをやろうとするのは普通のことだ」と語った。「しかしほとんどのチームはもっと実際的だ。我々はFIAがそうなることを望むだけだ。ルノーは若手ドライバーのために多くのことをしている」

 ルノーのロビー活動は成果を上げ、FIAから例外を認められた。12月3日、ルノーは、アブダビテストでアロンソとテストドライバーの周冠宇を走らせることを正式に発表した。

 アビテブール代表は、FIAとF1は、ルノーが若手ドライバー育成のために積極的に活動してきたことを考慮に入れ、このテストプランを承認したとして、感謝の言葉を述べている。

 アロンソは、アブダビGPの週末、2005年にチャンピオンを獲得した際のマシン、ルノーR25でデモ走行を行うことも決まっている。

2005年F1ブラジルGPでルノーR25に乗るフェルナンド・アロンソ
2005年F1ブラジルGPでルノーR25に乗るフェルナンド・アロンソ