MotoGP:モンスターエナジーが2021年からチーム・スズキ・エクスターとスポンサー契約

 12月1日、ロードレース世界選手権MotoGPに参戦しており、2020年のチャンピオンチームとなったスズキは、アメリカの清涼飲料水メーカーであるモンスターエナジーとチーム・スズキ・エクスターが複数年のスポンサード契約を締結し、2021年から協力関係を結ぶことを発表した。

 スズキにとって2020年は創立100周年とマン島で開催されたツーリスト・トロフィーに初参戦した1960年からレース参戦60周年というセレブレーションイヤー。そんな2020年のMotoGPに参戦したチーム・スズキ・エクスターのジョアン・ミルがタイトルを獲得した。

 同チームのライダーを務めるジョアン・ミルとアレックス・リンスの個人スポンサーをモンスターエナジーが務めていたが、2021年はチーム・スズキ・エクスターのスポンサーとして2021年型のスズキGSX-RRにロゴを掲げてタイトルの連覇を目指すことになった。また、チーム・スズキ・エクスターというチーム名やMotoGPマシンのスズキGSX-RRのカラーリングについての発表はない。

2020年MotoGP第13戦ヨーロッパGPでジョアン・ミルとアレックス・リンスがワン・ツーフィニッシュ
2020年MotoGP第13戦ヨーロッパGPでジョアン・ミルとアレックス・リンスがワン・ツーフィニッシュ

 モンスターエナジーのスポンサーシップは、F1、NASCAR、スーパークロス、ラリーなどのモータースポーツやアクションスポーツ、アーティスト、eスポーツチームやイベントなどに及び、MotoGPではライダー個人や2019年からMotoGPチームのモンスターエナジー・ヤマハMotoGPのタイトルスポンサーを務めている。

 モンスターエナジーの会長兼CEOを務めるロドニー・サックスは「モンスターエナジーとチーム・スズキ・エクスターが2021年からパートナーシップを結ぶことを発表でき大変誇りに思う。2021年からMotoGPと世界中のモータースポーツへの継続的な取り組みとサポートをさらに拡大して強化していく」と語った。

「過去2年間、アレックスとジョアンが素晴らしい成績を残してきたなかでサポートしてきたのでオフィシャルパートナーとなるのは自然なことだ。2020年はチームに関わる人々にとって特別な年となり、2021年はスズキとそのライダーが多くのファンを魅了してきた素晴らしき旅の続きを楽しみにしている。2021年シーズンが今から待ちきれない」

2020年MotoGP第14戦バレンシアGP ジョアン・ミル(チーム・スズキ・エクスター)
2020年MotoGP第14戦バレンシアGP ジョアン・ミル(チーム・スズキ・エクスター)

 スズキのプロジェクトリーダー、佐原伸一氏は「モンスターエナジーのような素晴らしいスポンサーを迎えることができてとても嬉しいです。彼らはモータースポーツのスポンサーとして多くの経験を持ち、常に素晴らしいチームとライダーをスポンサーしてくれています。特に今季のような素晴らしいシーズンを経て、2021年以降に我々のプロジェクトにサポートを受けられることを誇りに思っています」とコメントした。

「スズキの100周年にタイトルを獲得したことは我々のブランドにとって非常に重要なことであり、モンスターとは素晴らしい関係を築くことが出来ると確信しています。このパートナーシップが将来的にも素晴らしい結果をもたらしてくれると確信しています。彼らのエナジーを感じることができてとても嬉しいです」

 チーム・スズキ・エクスターのチームマネージャー、ダビデ・ブリビオは「モンスターエナジーとの契約について発表することができ本当に嬉しい。モンスターエナジーはMotoGPをはじめとするモータースポーツの分野で非常に活躍している会社だ」と述べた。

「実はモンスターエナジーと交渉を始めたのは年始だったが、この先我々のバイクにモンスターエナジーのブランディングが入っていることをとても誇りに思っている。モンスターエナジーはすでにライダーふたりのサポートをしているので、これからより密接に仕事できることを楽しみにしているし、彼らのマーケティング活動においても、最大限の貢献ができるように努力していきたい」

「両ブランドはこのパートナーシップから多くの利益を得ることになると信じている。我々はモンスターエナジーとスポーツに対する愛と決意の精神を共有しており、今後も一緒に素晴らしい瞬間を共有できるように努力していきたいと思う。モンスターエナジーの経営陣やスタッフとは常に良好な関係を築いてきたが、一緒に仕事を始められることをとても嬉しく思うし、このスポーツで何を一緒にもたらすことができるのかとても楽しみだ」