F1第15戦バーレーンGP予選トップ10ドライバーコメント(2)

 2020年F1第15戦バーレーンGP予選でポールポジション~5番手に入ったドライバーたちが土曜日を振り返った。

■BWTレーシングポイントF1チーム
セルジオ・ペレス 予選=5番手

セルジオ・ペレス(レーシングポイント)
2020年F1第15戦バーレーンGP セルジオ・ペレス(レーシングポイント)

 5番手というのはチームにとっていい結果だ。優れたパフォーマンスを発揮することができてとてもうれしい。いい戦略に従って予選を戦うことができた。ソフトタイヤ1セットでQ1を突破したんだ。そのおかげでQ3で新品ソフト2セットを使うことができた。

 Q3での2回目のランで0.2秒縮めたことを考えると、正しい戦略を選んだことによって順位をいくつか上げることができたといえるだろう。Q3最後のアタックラップはうまくいったと思う。ターン13で少しロスしたので、あれがなければ4番手だったかもしれないけどね。

 ランス(・ストロール)もペースがよさそうだったから、Q2で問題が起きたのは残念だった。彼は決勝のなかで挽回して、ポイントをつかむだろう。今、中団はかなりの接戦だから、しっかりポイントを稼ぐことが重要だ。

 今日僕はいい結果を出すことができたけれど、このコースでは予選結果がそのまま決勝結果になることはあまりない。重要なのはレースペースなんだ。でもその部分でも僕らは強いと思っている。いいスタートを切って、戦略面で正しい判断を下していく必要がある。2回ストップか3回ストップになりそうだから、チャンスはたっぷりある。大量得点を狙っていくよ。

■アストンマーティン・レッドブル・レーシング
アレクサンダー・アルボン 予選=4番手

2020年F1第15戦バーレーンGP アレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)
2020年F1第15戦バーレーンGP アレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)

 予選での自己最高位タイの結果を出すことができてうれしい。もっといい結果を目指していたが、24時間前のことを考えれば、いいリザルトと言える。
 セカンドロウスタートというのは、メルセデスと戦う上でいい位置だよ。

 FP3でマシンの感触がとてもよかったので、全力でプッシュする心づもりで予選に臨んだ。昨日に比べると今日は驚くほどの速さがあった。ただ、僕はロングランができていないので、明日の決勝がどうなるかを見ていきたい。

 決勝はミディアムタイヤでスタートする。デグラデーションが大きいだろうから、タイヤをうまく管理して走ることがとても重要になるだろう。見ているファンにとっても楽しいレースになるはずだよ。

■アストンマーティン・レッドブル・レーシング
マックス・フェルスタッペン 予選=3番手

2020年F1第15戦バーレーンGP マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
2020年F1第15戦バーレーンGP マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)

 あのラップはとてもよかったと思う。低速コーナーでリヤのグリップが少し足りなかったが、全体的に見て、まずまずの予選だった。

 もちろんポールポジションをかけて競いたかったけれど、それが不可能なら、3番グリッドで問題ない。グリッドの路面がきれいな側だからね。

 決勝でどこまでやれるか見てみよう。このコースはタイヤに大きな負担をかける。最適な妥協点を探ったので、それがうまくいっていればいいね。いろいろなタイヤの選択肢があるから、それによってアドバンテージを得られることを期待している。

 メルセデスと戦えるかどうかを予想するのはいつも難しい。彼らは今日、ペースを上げてきた。でもできる限り近くを走り続け、チャンスを見つけたい。

(予選後の会見で、これ以上速いラップを走る余地があったと思うかと聞かれ)ないと思う。すごくいいラップだったからね。

 明日彼ら(メルセデス)を倒すのは簡単ではないだろう。でもエキサイティングなレースになるといいな。それが一番大事なことだ。

 いつだってもっと上に行きたいと思うものだけど、現実的に考え、細かいところまでしっかりと取り組んでいくことの方が重要だ。当然のことながら、僕らには対処すべきことがある。全体的に見て今回の週末はとてもポジティブに進んでいるが、予選では少し不足している部分があったと思う。その理由についてははっきりとは分からないから、これから分析する。

■メルセデス-AMG・ペトロナスF1チーム
バルテリ・ボッタス 予選=2番手

2020年F1第15戦バーレーンGP バルテリ・ボッタス(メルセデス)とガールフレンドのティファニー・クロムウェルさん
2020年F1第15戦バーレーンGP バルテリ・ボッタス(メルセデス)とガールフレンドのティファニー・クロムウェルさん

 予選Q3での2回目のアタックラップはうまくいったと感じた。でもマシンのポテンシャルをすべて引き出したと感じるのに、それでもラップタイムが足りないというのは厳しいね。最後のラップは感触がよく、ひとつもミスをしなかった。だから、あのラップのどこに改善の余地があるのか、今夜ミーティングで探る必要がある。ルイスと僕は違うセットアップの方向性を選んだ。それが影響したのかもしれない。

 とはいえ今回もフロントロウを僕らで独占できたのはよかった。明日が楽しみだ。いろいろな戦略が考えられるし、誰もがタイヤのオーバーヒートを防ごうと必死になるから、面白いレースになるだろう。いい戦いができるはずだよ。

(予選後の会見で語り)タイム差を見て、とても驚いた。すべての力を引き出していい感触を持てたのに、ラップタイムが足りないなんて混乱する。でも、ロングランは速いから、決勝に期待しよう。

■メルセデス-AMG・ペトロナスF1チーム
ルイス・ハミルトン 予選=1番手

2020年F1第15戦バーレーンGP ルイス・ハミルトン(メルセデス)がポールポジションを獲得
2020年F1第15戦バーレーンGP ルイス・ハミルトン(メルセデス)がポールポジションを獲得

 98回目のポールポジションだなんて、すごいね! どんなときでも、タイムを縮める余地はあるし、小さくても改善できる余地はあるものだ。でも今日のラップはすごくクリーンだったと思う。なぜだか分からないが、今日は気持ちがすごくすっきりしていた。今日考えていたのは楽しみたいということだけで、それが一番大事なことだった。

 この仕事を長年やっているが、タイヤを理解したり、マシンを細かく調整するといった挑戦に立ち向かうことが大好きだ。自分の仕事を気に入っているし、今も進歩していると感じる。僕だけではなく、このガレージにいるメンバー全員が自分の仕事を楽しんでいるんだ。

 チャンピオンをかけた戦いはとてつもないプレッシャーを伴う。でもふたつのタイトルを確定させたおかげで、開放的な気分で、今日のように走ることができた。今日の結果は、僕らチームが成し遂げた特別な成果の延長線上にあるものだ。

 週末を過ごすたびに、チームのメンバーには驚かされる。今年はどんな出来事が持ち上がろうと、それに立ち向かってきた。僕にとって重要なのは、シーズン最後の3戦を活用し、できるだけ多くのことを学び、それを来年につなげることだ。