Moto2: エネア・バスティアニーニが2020年の王者に輝く。来季はMotoGPクラスに昇格/第15戦ポルトガルGP

 11月22日、2020年MotoGP第15戦ポルトガルGP Moto2クラスの決勝レースがアルガルベ・インターナショナル・サーキットで行われ、エネア・バスティアニーニ(Italtrans Racing Team)が5位フィニッシュを果たし、2020年シーズンのチャンピオンに輝いた。

 第14戦バレンシアGP終了時点で、ランキングトップは194ポイントのエネア・バスティアニーニ(Italtrans Racing Team)、2位は180ポイントのサム・ロウズ(EG 0,0 Marc VDS)、3位は176ポイントのルカ・マリーニ(SKY Racing Team VR46)、4位はマルコ・ベゼッチ(SKY Racing Team VR46)とこの4人のライダーがチャンピオンの可能性を残し最終戦に挑んだ。

 マリーニが2番手、バスティアニーニが4番手、ロウズが5番手、ベゼッチが12番手グリッドから第15戦ポルトガルGPの決勝レースをスタート。ベゼッチが遅れをとったものの、レース序盤からこの4人がトップ10圏内を走りチャンピオンシップ争いをかき回す。

 バスティアニーニが2番手、それに続きマリーニ、ロウズと並び、ベゼッチは7番手を走行。5周目には2番手からマリーニ、ロウズ、バスティアニーニと入れ替わりゼベッチが6番手に。

 10周目にはマリーニがトップに立つと、ロウズが2番手、ベゼッチが5番手、バスティアニーニは6番手と4人の順位は大きく入れ替わった。15周目はロウズが3番手に、ベゼッチが4番手というポジション。

 上位陣は各車の差が少しずつ広がりつつあり、オーバーテイクが厳しい状況になる。残り3周ではマリーニが首位、3番手がロウズ、4番手がベゼッチ、5番手がバスティアニーニと王者獲得に向けて食らいつく。

 ラスト2周ではレミー・ガードナー(Onexox TKKR SAG Team)が首位を奪い、2番手からマリーニ、ロウズ、ベゼッチ、バスティアニーニと続きラストラップに入った。

 レースはガードナーが制し、マリーニが2位表彰台、ロウズは3位表彰台に。そしてベゼッチが4位、バスティアニーニが5位でフィニッシュ。この結果、ランキングではバスティアニーニが205ポイントでチャンピオンを獲得。マリーニが196ポイントで2位、同ポイントでロウズが3位となり2020年シーズンの全レースが終了した。

 チャンピオンのバスティアニーニと2位のマリーニは2021年にエスポンソラーマ・レーシングからMotoGPクラスに昇格し、ドゥカティのデスモセディチGPを駆ることが決まっている。

2021年はエスポンソラーマ・レーシングとスカイ・レーシング・チームVR46がコラボレーションでMotoGPに参戦
2021年はエスポンソラーマ・レーシングとスカイ・レーシング・チームVR46がコラボレーションでMotoGPに参戦