スーパー耐久:HIRIX GOOD DAY RACING AMG GT3、第4戦もてぎに“新車”で登場

 11月19日から、栃木県のツインリンクもてぎでピレリスーパー耐久シリーズ第4戦『もてぎスーパー耐久 5 Hours Race』の走行がスタートしたが、第3戦岡山の決勝レースでクラッシュを喫したST-Xクラスの888号車HIRIX GOOD DAY RACING AMG GT3が、新車で姿をみせた。

 11月1日に行われたスーパー耐久第3戦岡山のGr-1の決勝で、今季ランキング首位につけていたHIRIX GOOD DAY RACING AMG GT3は、高木真一のドライブで3番手を走っていたが、6周目のヘアピンで激しくクラッシュ。高木は病院に搬送され、腰椎と右手首を骨折してしまっていた。

 一方、HIRIX GOOD DAY RACING AMG GT3のダメージも非常に大きかったが、第3戦から第4戦の走行開始まではわずか18日間しかなかった。実質、クラッシュした車両は修復しても走行できない状況だった。

 チームは代わりになる車両を模索したが、アジア圏にあるメルセデスAMG GT3は、同じ週末にマカオGTカップもあることから、アジアでは新車、中古車ともに代わりの車両は見つからない状況だった。しかし、チームの知人のつてで、日本国内に新車が1台存在していたのだ。

 連絡をとり、所有していたオーナーが今年レースで使用していなかったことから、厚意で譲ってもらうことに。そこから11月12日に車両が届き、3日ほどでカラーリング等の準備を施し(わずかだがカラーリングは変わっている)、タイトスケジュールのなか、19日にもてぎでシェイクダウンを行った。

 第4戦に向けては、負傷療養中の高木に代わって、第1戦富士でもドライブした根本悠生が山脇大輔、ショーン・トンと組む。「チームはみんな大変だったと思います」とはAドライバーの山脇。第3戦はノーポイントに終わったとは言え、まだMercedes-AMG Team HIRIX Racingはランキング首位を守っている。スーパーGTと異なり、車両交換のペナルティ等もなく、新車で挑むこの第4戦が勝負どころとなりそうだ。

ツインリンクもてぎを走るHIRIX GOOD DAY RACING AMG GT3
ツインリンクもてぎを走るHIRIX GOOD DAY RACING AMG GT3
ピレリスーパー耐久シリーズ第3戦岡山 決勝序盤の888号車HIRIX GOOD DAY RACING AMG GT3
ピレリスーパー耐久シリーズ第3戦岡山 決勝序盤の888号車HIRIX GOOD DAY RACING AMG GT3