カワサキ、SBKのウインターテストで新型ZX-10RRを投入。2021年型はフロントフェアリングが大幅変更

 11月17~18日、2021年のスーパーバイク世界選手権(SBK)に向けたウインターテストがスペインのヘレス・サーキット‐アンヘル・ニエトで行われ、カワサキ・レーシングチーム・ワールドSBKは新型のカワサキZX-10RRを走らせた。

 まだ市販車の発表がない2021年モデルのカワサキZX-10RRだが、SBKのウインターテストで姿を現した。来年のモデルはフルモデルチェンジが行われるようで、現行モデルと比べても見た目が大きく変わっている。

新型カワサキZX-10RR

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 2日間のテストでジョナサン・レイとアレックス・ロウズは現行と新型の2モデルを走らせ、新型ZX-10RRについては開発パーツを装着して走らせたという。

 最終的にレイは新型マシンで最速となる1分38秒324をマーク。ロウズは1分38秒887を記録して3番手となったが、どちらのモデルで記録されたタイムであるかは明らかになっていない。

新型ZX-10RRを駆ったジョナサン・レイ(カワサキ・レーシングチーム・ワールドSBK)/SBKのヘレス ウインターテスト
新型ZX-10RRを駆ったジョナサン・レイ(カワサキ・レーシングチーム・ワールドSBK)/SBKのヘレス ウインターテスト

 また、新型ZX-10RRのお披露目は11月23日にKawasaki MotorsのYouTubeチャンネルで配信されることも発表された。

新型カワサキZX-10RR

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 レイはヘレスでのテストについて「川崎重工から送られてきたテストの一環として2021年に向けていくつかのパーツを使って作業を開始した。いつものように情報収集をしながら、フロントフェアリングの変更、エンジンフィーリング、フロントフォーク、ブレーキ、ピレリのフロントタイヤなどいろいろなことをテストした」とコメント。

「かなり多くの作業をしたので、2日目は中古のタイヤで多くの周回数を記録した。新品のタイヤでは速くはなかったが、周回数を重ねるごとに速くなっていった。それは良い問題だと思う。プラス面とマイナス面があったので、たくさんの情報を得ることができた」

新型ZX-10RRを駆ったアレックス・ロウズ(カワサキ・レーシングチーム・ワールドSBK)/SBKのヘレス ウインターテスト
新型ZX-10RRを駆ったアレックス・ロウズ(カワサキ・レーシングチーム・ワールドSBK)/SBKのヘレス ウインターテスト

 ロウズは「初日のファーストセッションの後、いくつかのテストがあったので、2日目の午前中はこのテストに集中した。午後は2021年のパーツを使って、新しいフェアリングの初体験も含めて乗った。それはとても良かったし、見た目もとても良いね」とコメントした。

「全体的にとてもポジティブな日だった。まだまだ作業を続けなければならないが、ZX-10RRを使ったテストでは最高の一日だった。テストでは新しいものがたくさん届くからひとつのポイントを選ぶのは難しい。来年の新シーズンに向けて、何が良くて何が悪いのかを評価することが重要だ」