ホンダ、ヨーロッパ向け二輪車の2021年型モデルに7機種を追加

 ホンダの英国現地法人であるホンダモーターヨーロッパ・リミテッドは11月11日、ヨーロッパ向け2021年型モデルの二輪車ラインアップに7機種を追加したと発表した。

 欧州ではこれまでに2021年型モデルの二輪車が11機種発表されているが、それに加えコミューター・アドベンチャー・ロードスポーツにまたがる7機種が追加されることになった。

 そのため、あらゆる年齢、乗車経験、スタイルを問わずすべてのライダーに向けたホンダの二輪車ラインアップが拡充されたという。

 また、今回発表された欧州向け二輪車の2021年型モデル7機種と、すでに発表された11機種のなかで、CB1000R、NC750X、X-ADV、CB125R、MSX125 Grom(日本ではGROMとして販売予定)、PCX125(日本ではPCXとして販売予定)は日本で販売を予定しているという。

コミューター・モデル

 ホンダの高燃費で、環境に優しく、先進テクノロジーを搭載したスクーターと小型二輪車には、「Forza 350」や「Forza 125」といったスタイリッシュなスクーターや、人気の高いステップオンのSHシリーズ、走る楽しみに焦点をあてた「MSX125 Grom」、高効率の「CB125F」や、圧倒的人気を誇る「PCX125」などがあります。

■SH350i
SHシリーズのフラッグシップモデル「SH300i」がモデルチェンジし、出力を向上させた350ccエンジン「eSP+(イーエスピープラス)」を搭載した「SH350i」に進化。排気量アップに加え、吸気や冷却性能を上げることで、加速性能の向上や高回転域での出力をアップしました。

■SH Mode
SHシリーズのエントリーモデルに属する「SH Mode」にも、新型エンジン「eSP+」を搭載。新設計の軽量化された次世代フレーム(eSAF:enhanced Smart Architecture Frame)により優れた燃費性能を実現しています。

■PCX125
「PCX125」をフルモデルチェンジ。2021年型モデルは、新水冷エンジン「eSP+」を搭載し、出力・燃費を向上。Honda セレクタブル トルク コントロール(HSTC)を新たに採用しています。

アドベンチャー・モデル

 今年欧州で発表された「CB500X」と「CRF1100L Africa Twin」の新色に加え、2021年型モデルとして、欧州のOn-Offカテゴリーの売れ筋トップ10に入る「NC750X」と「X-ADV」も大幅にアップデートされます。

■NC750X
高燃費でオールラウンドな走りが楽しめる「NC750X」は、エンジン、シャシー、スタイリング、実用性全てにおいて刷新。750cc 水冷並列2気筒エンジンは、最大出力をアップしました。また、さらなる軽量化と1速~3速のギア比のショートレシオ化により、さらにスポーティーな乗り味を実現し、シャープになったデザインと、一回り小さくなったカウルで印象もよりスポーティーになりました。

スロットル・バイ・ワイヤーを通じて、3つのドライブ・モード(SPORT/RAIN/STANDARD)とユーザーモードが選択でき、ライダーはエンジン特性やレスポンスを調整できます。各モードはそれぞれデュアルクラッチ・トランスミッション(DCT)のシフトパターンと連携しています。

■X-ADV
2017年の登場以来、「X-ADV」はタフなスタイリングとアドベンチャースピリットで、新たなジャンルを確立。2021年モデルはエンジン・シャシーを大幅に改良し、またスタイリングも一新するとともに、新技術も投入されます。

X-ADVはNC750Xのモデルチェンジと多く共通しています。エンジンはパワーアップされ、最適化されたギア比、再構成されたフレームは軽量化され、よりスポーティーな走りを実現します。また技術面では、スロットル・バイ・ワイヤーで制御する新ライダーモードを搭載し、DCT及びHondaセレクタブル トルク コントロール(HSTC)の設定も刷新されています。

ネイキッド・ラインアップ

 2017年に登場した「新世代CBシリーズ」は、Hondaのネイキッドモデルのラインアップに新たなアイデンティティーを実現しました。

■CB1000R
新世代CBシリーズのフラグシップ「CB1000R」は、さらにミニマルかつ前傾なスタイリングを強調。特徴的なラウンドヘッドライトのハウジングはティアドロップ型になり、また新デザインの精密な7本スポークホイールは、全体の演出をさらに深めます。

■CB125R
2021年モデルの「CB125R」では、欧州二輪免許制度のA1カテゴリーの最大値に合わせた出力とした新型水冷4バルブエンジンを搭載し、トルクもアップしました。また、125ccクラスでは初めて、SHOWA製フロントフォーク(Showa Separate Function front fork Big Piston)を標準装備とし、LEDライト、液晶メーター、IMU制御のABS、296mmフローティングフロントディスクブレーキ/ラジアルマウントの4ピストンキャリパーと合わせ、トップレベルのスペックを実現しました。