WEC:元インディ500王者モントーヤが2021年フル参戦へ。ドラゴンスピードが発表

 10スター・ドラゴンスピードは11月17日、2021年のWEC世界耐久選手権にシングルカー体制でフルシーズンエントリーすることを発表し、合わせて元F1ドライバーでインディ500王者でもあるファン・パブロ・モントーヤをドライバーラインアップに迎えることを明らかにした。

 F1モナコGP、インディ500で優勝し、世界三大レースの制覇“トリプルクラウン”にはル・マン24時間での優勝を残すのみとなっているモントーヤ。2019年のIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権でシリーズチャンピオンを獲得したコロンビア人ドライバーは今季、LMP2クラスを戦うドラゴンスピードとともにル・マンに出場している。

 そのドラゴンスピードはWEC、ELMSヨーロピアン・ル・マン・シリーズ、北米のIMSAシリーズのすべてで勝利を飾った唯一のLMP2コンテンダーだ。
 
 アメリカ国籍のチームはカタロニア・サーキットに近いスペイン・モンメロに新しい拠点を置き、お馴染みのヘンリック・ヘドマン、ベン・ハンリーにモントーヤを加えた布陣で2021年のキャンペーンを行っていく。

「WECのシーズン全体を通してドラゴンスピードに参加できることに興奮している」と語ったモントーヤ。

「2020年のル・マンでは彼らと素晴らしい経験をさせてもらった。このような素晴らしい仲間と一緒に、伝統のレースでふたたびレースができることを楽しみにしている」

 10スター・ドラゴンスピードのチーム代表を務めるエルトン・ジュリアンは次のようにコメントした。

「来シーズンに先駆けて、このようなアナウンスをできたことをうれしく思う」

「ファン(・パブロ・モントーヤ)のような非常に才能のある経験豊富なドライバーをチームに迎える同時にヘンリックとベンをふたたび一緒にすることは、我々が挑むクラスのタイトルに挑むだけでなく、新しいトップクラスを含めた総合順位でも上位に食い込むことができると確信している」

2020ル・マン24時間でドラゴンスピードが走らせた21号車オレカ07・ギブソン(ティモティ・ビュレ/ファン・パブロ・モントーヤ/メモ・ロハス組)
2020ル・マン24時間でドラゴンスピードが走らせた21号車オレカ07・ギブソン(ティモティ・ビュレ/ファン・パブロ・モントーヤ/メモ・ロハス組)