ポールスターがデザインコンテストを開催。プロフェッショナル部門と学生部門のウイナーを発表 【動画】

Polestar MMXL

ポールスター MMXL

プロフェッショナル部門はコンラッド・チョレフカが受賞

ボルボ傘下の電動パフォーマンスブランド「ポールスター」は、2020年に「ポールスター・デザインコンテスト(Polestar Design Contest)」を初めて開催し、3名のウイナーを発表した。優秀作品は世界中のポールスター・スペースにおいて巡回展が行われる。

今回のデザインコンテストでは「純粋さ(purity)」をテーマに、プロフェッショナル部門と学生部門に分けて、未来のモビリティに関するデザインを募集。参加者にはポールスターのデザイン哲学に沿って「2040年にポールスターはどのような進化を遂げているのか?」というテーマに則り、新たなポールスター像を提示するように求められた。そのビジョンはクルマである必要はなく、あらゆるモビリティが許されている。

プロフェッショナル部門のウイナーに選ばれたのは、ポーランドのコンラッド・チョレフカによる「ポールスター MMXL(タイトル写真)」。この自動走行可能な移動ポッドは、2種類の幾何学的な形状を組み合わせることで純粋かつ柔軟性のあるインテリアデザインを持つ。

インドのシドヘシュ・ボホガーレによる「ポールスター 40」

Polestar 40

ポールスター 40

学生部門はインドとブラジルから選出

学生部門は2名を選出。ひとつ目の作品はインドのシドヘシュ・ボホガーレによる、 ポールスターのデザインと21世紀の航空技術を融合させた飛行船「ポールスター 40(Polestar 40)」が受賞。

2つ目の作品は、ブラジルのアーサー・マーティンスによる電動ヨット「シュパニング(Spanning)」。マーティンスのデザインは、ポールスターが自動車の常識を変えようとしているように、従来とは異なる電動クルーザーの可能性を示している。

ポールスターのシニアデザインマネージャーであり、今回のデザインコンテストを立ち上げたホアン-パブロ・ベルナルは、3名のウイナーについて以下のようにコメントした。

「ポールスター・デザインコンテストは、世界中のデザイナーから熱狂的な注目を集めました。参加してくれたデザイナーたちは非常に質の高い作品を生み出してくれたと思います。彼らはポールスターのデザイン言語を、非常にクリアかつ一貫した表現で見せてくれました」

ブラジルのアーサー・マーティンスによる「シュパニング」

Spanning

シュパニング

段階を踏んで選考・製作された作品たち

第1回ポールスター・デザインコンテストには、世界中のデザイナーたちから何百もの作品が集まった。ウイナー以外にも、日本、韓国、ドイツ、米国、スウェーデン、ブラジル、中国などのデザイナーたちが、ハイパースポーツや北極圏探査ビークル、未来の個人用モビリティや船舶まで、あらゆる移動手段の未来を描いている。

コンテスト参加者はまずスケッチを提出し、ポールスターのデザイン部門による第一次審査が行われた。勝ち抜いた13名のファイナリストは、ホアン-パブロ・ベルナルと、ポールスターのデザイン部門責任者のマクシミリアン・ミッソーニによる、リモートコーチングセッションに参加。ここでデザインの第一線で活躍する専門家からのアドバイスや、自動車デザインにおける最先端のクリエイティビティに触れることになった。

最終審査では、選考に残ったファイナリストたちがコンセプトを完全に実現したデジタルモデルを作成。デザイナーパネルによって厳選な審査が行われている。

「新進気鋭で経験豊富な人材との交流は刺激的であり、あらためて謙虚な気持ちにさせてくれるものでした。スケッチから3Dモデルへと進化していくデザインを見て、デザインの世界には優れた人材が溢れていることを実感しました。今回参加したデザイナーたちがキャリアの中で、偉大な作品を手がけるのを楽しみにしています」と、ミッソーニは審査を振り返っている。

受賞デザインは、1/5スケール模型を製作。バーチャル展示会で初公開された後、ポールスターが販売されている中国、ヨーロッパ、北米のポールスター・スペースにおいて、巡回展が行われる予定だ。