ペレス2位「念願のシーズン初表彰台。タイヤはあと1周は持たなかったと思う」レーシングポイント【F1第14戦】

 2020年F1トルコGP決勝で、レーシングポイントのセルジオ・ペレスは2位、ランス・ストロールは9位だった。

■BWTレーシングポイントF1チーム
セルジオ・ペレス 決勝=2位
 今年は何度かポディウムに近いところまで迫っていたから、この瞬間をチームと共にエンジョイできて最高にうれしい。エキサイティングなレースであり、最後の最後まで難しいレースだった。タイヤを労りながら、そうすべき時にはプッシュして温度を適切なウインドウ内に維持しつつ、ずっとコースについて学んでいたよ。本当に素晴らしい結果で、すべての判断が的確だった。

 フィニッシュラインを通過した時、チームに「このタイヤ、あと1周は持たなかったと思う」と言ったんだ。最後はひどい振動が出ていたからね。とにかくクルマをコース上にとどめて、正しい判断をできるかどうかが勝負で、僕らはそれを見事にやり遂げた。ポイントは、第2スティントの最初と最後でのインターミディエイトのマネージメントで、それがとても大きな違いにつながった。

2020年F1第14戦トルコGP セルジオ・ペレス(レーシングポイント)が2位表彰台を獲得
2020年F1第14戦トルコGP セルジオ・ペレス(レーシングポイント)が2位表彰台を獲得

 今日のルイス(・ハミルトン)はひとりだけ別次元にいて、僕を抜いてからは彼がレースをコントロールした。そう考えると、2位は僕の手が届く範囲で最良の結果であり、しかもレッドブル勢とフェラーリ勢を抑えきったのだから、文句なしの仕事をしたことになる。

 マックス(・フェルスタッペン)が背後にいたことには、全然気づいていなかった。水煙がひどくて、ミラーも曇っていたからだ。僕が見たのはコースから飛び出すところだけで、それっきり彼の姿は見えなくなった。シャルル(・ルクレール)とのバトルも、クレージーな結末を迎えた。僕はターン9で小さなミスを犯して、いったん彼に抜かれてしまった。そして、ターン11でこちらが再び前に出た時に、セブ(ベッテル)もシャルルを抜いてきたんだ。

 今日の成績にはみんなが満足している。チームの多大な努力の成果だ。今夜はこの喜びをみんなで分かち合いたいね!

2020年F1第14戦トルコGP セルジオ・ペレス(レーシングポイント)が2位表彰台を獲得
2020年F1第14戦トルコGP セルジオ・ペレス(レーシングポイント)が2位表彰台を獲得

ランス・ストロール 決勝=9位
 今日のレースで起きたことは、本当に理解しがたい。しっかりと解明しておく必要がある。ポールポジションからいいスタートを切って、最初のスティントでは10秒以上のリードを築くことができた。そして、第2スティントに向けて、最高の結果を手にするための確かな基盤ができていたんだ。

2020年F1第14戦トルコGP ポールポジションからレースをリードするランス・ストロール(レーシングポイント)
2020年F1第14戦トルコGP ポールポジションからレースをリードするランス・ストロール(レーシングポイント)

 レースの全体を通じて、僕はインターミディエイトタイヤのグレイニングに苦しんでいた。チームがあのタイミングで僕をピットに呼び入れたのは、正しい判断だった。グレイニングが極度に悪化していたし、いずれスリックで走れるコンディションになるとは思えなかったからだ。ところが、2セット目のインターミディエイトでもひどいグレイニングが起きて、プッシュして順位を取り戻すことができなかった。

 振り返って考えてみると、ステイアウトしていれば、そのうちタイヤはきれいになったのかもしれないが、あとからそう言うことは誰にでもできる。土曜日にポールを獲ったのは、素晴らしいことだったけど、ポイントは日曜の成績に与えられる。かなりの周回にわたってレースをリードするのは楽しかったよ。でも、最後の周にリードしていなければ意味がない。僕としては残念な結果に終わったが、チェコ(ペレス)が貴重なポイントを稼いでくれた。終盤戦に向けて、気持ちを切り替えるよ。

2020年F1第14戦トルコGP ランス・ストロール(レーシングポイント)
2020年F1第14戦トルコGP ランス・ストロール(レーシングポイント)