最終周の接戦を制し今季3勝目を挙げたモルビデリ「自分の力を証明できた」/MotoGP第14戦決勝トップ3コメント

 MotoGP第14戦バレンシアGPの決勝レースがスペインのリカルド・トルモ・サーキットで行われ、MotoGPクラスで表彰台を獲得したフランコ・モルビデリ(ペトロナス・ヤマハSRT)、ジャック・ミラー(プラマック・レーシング)、ポル・エスパルガロ(レッドブル・KTM・ファクトリーレーシング)が会見に登場。レースを振り返った。

■フランコ・モルビデリ(ペトロナス・ヤマハSRT)/決勝:優勝

「タフなレースだったよ。ジャック(・ミラー)にもおめでとうと言いたい。僕たちはすごいレースをした。僕はずっと引き離そうとしていて、何かをキープしたりはしなかった。100パーセント、レースの間は攻めていた。僕のねらいとしては逃げることだったからね。そしてその差が最大0.9秒になったのがわかった」

「けれどそれからは(差が)縮まっていって、最終ラップにはジャックが僕を交わした。それからは彼の動きに応えようとして、最終的にはうまくできたと思う。トップでフィニッシュできてすばらしい気持ちだったよ。チームにも、そしてもう一度、ジャックにもおめでとうと言いたい。(最終戦)ポルティマオを楽しみにしているよ」

「自分がタフに戦えるのはわかっていた。MotoGPクラスやMoto2クラスでそうしてきたけれど、MotoGPクラスではトップ争いではなかった。だから、こうしてすごいライダーと優勝争いを最終ラップに繰り広げて、MotoGPクラスで自分の力を証明できてよかったよ」

■ジャック・ミラー(プラマック・レーシング)/決勝:2位

2020年MotoGP第14戦バレンシアGP ジャック・ミラー(プラマック・レーシング)
2020年MotoGP第14戦バレンシアGP ジャック・ミラー(プラマック・レーシング)

「「レースを楽しんだよ。フランコは前を走っていてすごいペースだった。僕はただ食らいつこうとしていたんだ。彼の後ろで、レース中盤には僕もフィーリングがいいと感じていた。僕はフロントにミディアムタイヤを履いて、ほかのライダーはハードを選択していたけれどね。最初からすぐに攻めることができたよ」

「そしてレース中盤では、彼に接近し始めた。(最終ラップでは)2コーナーで彼がポジションを奪い返し、それから7コーナーでは僕は芝生の上を走りそうになった。イン側を取ろうとしたけれど、彼はとてもうまくラインをブロックしていた。フランコにおめでとうと言いたい。彼の走りは勝利に値するよ。そして、ジョアン(・ミル)も同様だ。スズキと彼はすごい仕事をした」

■ポル・エスパルガロ(レッドブル・KTM・ファクトリーレーシング)/決勝:3位

2020年MotoGP第14戦バレンシアGP ポル・エスパルガロ(レッドブルKTMファクトリー・レーシング)
2020年MotoGP第14戦バレンシアGP ポル・エスパルガロ(レッドブルKTMファクトリー・レーシング)

「(第6戦からの)9レースで5度の表彰台を獲得している、現実じゃないみたいだ。それを実現するために4年間懸命に取り組んできた。夢のようだね。みんながバイクのパッケージやコースの様々な状況をよくわかっている同じサーキットでの連戦では、特にすごく誇りに感じるよ。こうしていい結果を得るのはすごく大事なことだ。これは僕たちがうまく取り組んでいて、いいパッケージを持っているということだからね」

「でもまだ最終戦のポルティマオがある。誰も、何が起こるのかわからない。チャンピオンシップではいい位置につけている(※ランキング7番手)。トップのライダーからは遠くないし、でも(ランキング8番手の)ジャックともさほど離れていない。チャンピオンシップを考えて戦っていくよ」

「僕たちの強みはブレーキングで強く行けること。3周かそれくらいで、フロントのハードタイヤがいい温度になった。でもそのあとジャックの後ろについて、ブレーキングを少しハードにして何カ所かでとらえようとしたんだけど、僕はレース中盤では苦戦していた」

「コーナーの進入でリヤがスピンしてしまい、ブレーキングを遅らせてバンク角が深い状態でスロットルを開けることができなかった。でもそうだとしても、リズムをつくっていけたよ。それからは少しよくなって、最後にはタカ(中上貴晶)に交わされたりもしたけど、3位でフィニッシュできた」