F1第14戦トルコGP予選トップ10ドライバーコメント(2)

 2020年F1第14戦トルコGP予選でポールポジション~5番手に入ったドライバーたちが土曜日を振り返った。

■ルノーDPワールドF1チーム
ダニエル・リカルド 予選=5番手

ダニエル・リカルド(ルノー)
2020年F1第14戦トルコGP ダニエル・リカルド(ルノー)

 昨日も独特なコンディションだと思っていたけれど、今日はまだ違う感じだね! F1で経験したなかでは圧倒的に滑りやすいコンディションだった。予想がつかなくて、スキッドコースとどちらが滑りやすいかという感じだったよ。コーナーのどこにグリップがあるのか予測できず、路面からのフィードバックもあまりなかった。

 Q1から全力で走ったわけではなく、Q2とQ3を通して徐々にタイムを削ぎ落としていった。5番手でチェッカーを受けられた。まずまずの結果だよね。こういったコンディションでは精神的に骨が折れる。アタックラップでは1周通してまばたきひとつしていなかったはずだ。

 明日はウエットでもドライでも、面白いレースになるだろうね。

■アストンマーティン・レッドブル・レーシング
アレクサンダー・アルボン 予選=4番手

2020年F1第14戦トルコGP アレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)
2020年F1第14戦トルコGP アレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)

 予選4番手はいい結果だけれど、今週末の僕らの競争力を考えれば、もっと上に行けたはずなので、がっかりする気持ちが強い。FP1からマシンの感触が素晴らしくて、ペースもとてもよかったから、ちょっと残念だ。今日はタイヤを最適な状態に入れることがすべてだったのに、Q3でインターミディエイトタイヤに苦しんだ。

 最後のセッションになって突然レーシングポイントが浮上してきた。彼らはインターをすごくうまく使っていたね。でも、4番手だと2列目スタートだし、明日いいレースをすることを楽しみにするよ。

 自信を持って走れるようになるため、僕のマシンでいくつかのことを試してきた。このコンディションだと、自信を持って走ることが重要なんだ。今のところ今回はいい週末だよ。

■BWTレーシングポイントF1チーム
セルジオ・ペレス 予選=3番手

セルジオ・ペレス(レーシングポイント)
2020年F1第14戦トルコGP セルジオ・ペレス(レーシングポイント)

 チームにとって素晴らしい1日になったので、とてもうれしく思っている。Q1ではイエローフラッグで自分のベストラップを中断しなければならず、Q2進出も危ないところだった。ダブルイエローでもアタックを中断しなかったドライバーたちがいたからね。でもかろうじて切り抜けた。

 Q3に進出して、インターミディエイトで行こうと決めた。このタイヤに熱を入れて機能させる自信があったからだ。これはうまくいき、周回を重ねるごとに改善し、速くなっていった。

 ポールも可能だったと思うけれど、タイヤの状態がベストだった最後のラップで、ターン5で前にいた(アントニオ・)ジョビナッツィがコースオフして、僕の目の前に戻ってきたんだ。だからアクセルを緩めるしかなかった。

 それでも3番手にはとても満足している。2番手になるよりも、コースのきれいな方からスタートできるしね。一晩でマシンを大きく向上させたことを誇りに思っていいだろう。今日のウエットコンディションで僕らはとても強かった。

 明日のレースで何ができるかを考える必要がある。何が起きてもおかしくはない。メルセデスが順位を上げてくることは分かっているし、マックス(・フェルスタッペン)も手強いだろう。オープニングラップをうまくやって、そこから戦っていけるといいね。

 タイヤの温度を素早く上げることが困難なので、いいスタートを切るのは簡単ではないだろう。それでもアドバンテージを活かし、チームのために特別な結果を持ち帰りたい。

■アストンマーティン・レッドブル・レーシング
マックス・フェルスタッペン 予選=2番手

2020年F1第14戦トルコGP マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)が予選2番手を獲得
2020年F1第14戦トルコGP マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)が予選2番手を獲得

 今日の予選が2番手という結果になり、正直言ってとてもがっかりしている。2番手はいいスタートポジションだから、こんなことを言うのはおかしいかもしれないけれど、最後の最後まで、すべてのセッションで大差を築いてトップに立っていたから、もっといい結果を期待していた。2番手を受け入れるのは難しい。

 ライバルたちはインターミディエイトに熱を入れてうまく機能させていたが、僕らはなぜかそれができなかった。エクストリームウエットではとても好調で、何の問題もなかったんだけどね。キミ(・ライコネン)の後ろを走ることになり、その影響もあったが、インターミディエイトをうまく働かせられないという問題を抱えていたのは確かなので、その理由を理解する必要がある。

 皆さんもご存じのとおり、僕は常にベストの結果を求め、よりよい仕事をするよう心がけている。だから今はいい気分ではない。でもこの結果を変えることは不可能だ。これもレースだ。でも、その時の状況から最大の結果を出さない限り、満足はできない。

 今日ポイントが与えられるわけではないし、ペース自体はいいので、明日のレースではもっといい時間を過ごし、僕らがここでどれだけの実力を持っているのかを披露したい。

(自身の公式サイトで語り)今はただただがっかりしている。今日はポールを獲れるはずだった。ずっとトップに立っていながら最終的に2番手になるなんて本当に残念だ。

 Q1でインターで走った時点で、グリップが足りなかった。Q3ではコンディションがはるかによくなっていたけれど、インターミディエイトでいくべきかどうか確信が持てなかった。それで最初はフルウエットで走ったんだ。路面が乾いてきたから、結局インターミディエイトに替えたら、僕らにとってはうまくいかず、ひどいものだった。フロントのグリップが全然なかったんだ。

 明日のレースではうまくやれると思う。ルイス・ハミルトンとバルテリ・ボッタスは後ろの方からのスタートだけど、どうなるか見ていくよ。ポイントがつくのは明日だから、しっかりいいレースをしたい。

■BWTレーシングポイントF1チーム
ランス・ストロール 予選=1番手

2020年F1第14戦トルコGP ランス・ストロール(レーシングポイント)が初ポールポジションを獲得
2020年F1第14戦トルコGP ランス・ストロール(レーシングポイント)が初ポールポジションを獲得

 信じられないような日だ。F1キャリアのなかで最高の瞬間のひとつだよ。無線でポールポジションだと言われた時、「夢じゃないのか、誰かつねってみてくれ」と思ったよ! 今の気持ちをまだうまく言葉にできない。この日をずっと夢見てきた。特別な瞬間なんだ。

 今日は路面が信じられないほど滑りやすく、本当に走りづらかった。でも予選を通して、マシンへの信頼感が高まっていき、すべてをうまくまとめ上げることができるようになった。

 ウエットで走る時に重要な鍵になるのは、正確さ、集中、流れを見つけることだ。次のコーナーのことすら予測できないコンディションになり得るからね。マシンの感触がよくて、タイヤをうまく機能させることができると、ダンスするように走れる。こういうコンディションで走るのが大好きだ。

 今日の予選では、正しいタイミングで正しいタイヤを履くことがとても重要だった。終盤にインターミディエイトを装着するという正しい判断を下し、それが完璧にうまくいったんだ。最後のラップでの勝負になると分かっていた。そしてポールを目指してすべてをうまくまとめ上げることができた。

 まだ実感が湧かないけど、明日のことを考える前に、この瞬間を楽しむつもりだ。マックス(・フェルスタッペン)がそばにいるから楽ではないだろうし、メルセデス勢もポジションを上げてくるだろう。でも僕らは2台揃ってとてもいいポジションを確保した。重要なポイントを獲得することを目指して戦い、チームにとって特別な週末にしたい。

(予選後の会見で語り)この数週間、うまくいっていなかったが、素晴らしい形で立ち直ることができた。ムジェロ以降(の5戦)、入賞していないからね。インシデントがあったり、コロナがあったり、いろいろなことが起きた。だからこういう風に、ポールポジションを獲って立ち直れたことは、僕にとって特別な出来事だ。