【気になる一言】ポールを逃し落胆のフェルスタッペン「こんなに動揺して、この席に座るのは今年初めて」

 予選で2番手を獲得したドライバーが、こんなに落ち込んで予選後の会見に臨んだのはあまり記憶にない。それほど、2020年F1第14戦トルコGPの予選でポールポジションを逃したマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)は悔しがっていた。

「おそらく、こんなに動揺して、この席に座るのは今年初めてだと思う。それがすべてを物語っているよ」

「ウエットタイヤではすべて順調だったが、すでにQ1でインターミディエイトタイヤを履いたとき、周りのインターミディエイト勢と比べて、まったく機能していなかった」

「Q3でも最初に履いたウエットではとても快適だったけど、路面の状況が変わって、ピットインしてインターミディエイトに履き替えたら、ウエットのときに比べてグリップがまったくなかった。もう本当にガッカリだよ」

 では、ウエットを履き続けていればポールポジションを獲得できていたのだろうか。

「そうだなあ……、路面コンディションは間違いなくインターミディエイトに有利に傾いていた。だからウエットで走り続けていても、同じタイムだったと思う。とにかく、今日はインターミディエイトがまったく機能しなかった」

2020年F1第14戦トルコGP インターミディエイトタイヤを履いてアタックを行うマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
2020年F1第14戦トルコGP インターミディエイトタイヤを履いてアタックを行うマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)

 ポールポジションは逃したが、それでもフェルスタッペンはフロントロウからスタートする。最大のライバルであるルイス・ハミルトン(メルセデス)は6番手。日曜日のレースで優勝するチャンスはまだある。それでもフェルスタッペンの失望感は収まらない。

「他人の成績なんて関係ない。僕は今日、自分が全力を出し切れなかったことにガッカリしているんだ」

 また、フェルスタッペンはスタートポジションにも不満がある。

「イン側のグリッドだから、あまりいいとは思えない。ルイス(ハミルトン)とバルテリ(ボッタス/メルセデス)はいつもより少し後方からスタートするけど、明日になってみないとわからないね」

 この日のフェルスタッペンがいかに苛立っていたのかは、最後に「今年の第2戦シュタイアーマルクGPの雨の予選と比べて、今回の予選はどうだったか?」と尋ねられたフェルスタッペンが、イラっとして吐いた次の言葉からもわかる。

「Shit!!」(最低!!)

2020年F1第14戦トルコGP 予選後のランス・ストロール&セルジオ・ペレス(レーシングポイント)とマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)のマシン
2020年F1第14戦トルコGP 予選後のランス・ストロール&セルジオ・ペレス(レーシングポイント)とマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)のマシン